2025年版 乗り心地と贅を極めた高級SUV 10選 現代を象徴するクルマ

公開 : 2025.02.22 18:25

6. ランドローバーレンジローバー

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:10点 コスト:7点
長所:すべてのエンジンが俊敏なパフォーマンスを発揮 卓越した洗練性と遮音性 魅力的な仕上がりのキャビン
短所:かなり高価 控えめなD350でも2.6トン以上の重量がある
最大の特徴:キャビンの遮音性

「高級車」とは何かを考えるとき、すぐにレンジローバーを思い浮かべる人も多いだろう。

6. ランドローバー・レンジローバー
6. ランドローバー・レンジローバー

レンジローバーは今でも最上級のラグジュアリーSUVの1つであり、このリストの中で最も洗練されたクルマであり、他に類を見ない遮音性と落ち着いた乗り心地を提供してくれる。

また、サイズの割に敏捷性に優れ、一回り小さいクルマのようなハンドリングを実現している。

ガソリン派でも、ディーゼル派でも、あるいはちょっとした電気駆動を楽しみたい人でも、レンジローバーは満足させてくれる。PHEVは人気が高く、電気のみで最大113kmの走行が可能だ。

AUTOCARが選ぶエンジンは、最高出力350ps、最大トルク71.3kg-mの6気筒ディーゼルエンジンである。スムーズにパワーを発揮するが、走行中は静寂そのもの。高級車購入者が絶対に気に入るはずだ。

今回紹介している他のモデルと同様に、レンジローバーにも最大7人乗りの仕様がある。5人乗りの場合、725Lという大きなトランクスペースが得られる。後部の2列を折りたたむと、1841Lまで拡大する。

7. メルセデス・ベンツGLE

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:7点
長所:最大7人乗りの広々としたインテリア 幅広いエンジンラインナップ 優れたレッグルーム
短所:ライバル車に比べトランクスペースが劣る BMW X5ほど運転がシャープではない
最大の特徴:乗り心地

現行型のメルセデス・ベンツGLEは、先代モデルから大幅にサイズアップしたため、2列目、3列目シートに非常に大きなゆとりができた。

7. メルセデス・ベンツGLE
7. メルセデス・ベンツGLE

「7人乗りのオプションを備えた、魅力的で完成度の高い、非常に優れたSUVであり、家族での移動に最適である」
――グレッグ・ケーブル、欧州編集者

一般的に、快適性、洗練性、高級感、実用性を重視するなら、GLEは検討に値する。

2トンを大幅に超える重量にもかかわらず、GLEは優れたハンドリングを持ち、そのサイズと重量をうまく隠している。エアサスペンション(オプション)により、さらにしなやかな乗り心地を実現している点も高く評価できる。

車内では、メルセデスの最新MBUXインフォテインメント・システム、ワイドなインストゥルメント・ディスプレイ、コマンドコントロール・ディスプレイを搭載しており、さらに、表示機能が向上した大型ヘッドアップディスプレイも備えている。

エンジンオプションには、最高出力330psの4気筒および6気筒ターボディーゼル3種類、およびGLE 450に搭載される最高出力367ps、最大トルク51.0kg-mを発生する3.0Lターボガソリンエンジンがある。

記事に関わった人々

  • ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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