2025年版 乗り心地と贅を極めた高級SUV 10選 現代を象徴するクルマ

公開 : 2025.02.22 18:25

8. ボルボXC90

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:7点
長所:本物の7人乗りキャビン 信頼感があり、快適 多用途性が高い
短所:洗練性は改善の余地あり キャビンのプラスチックが平凡 運転体験はそれほど魅力的ではない
最大の特徴:日常的に使用できる

以前、7人乗り車の中で最高の1台としてボルボXC90を評価したことがあるが、高級SUVセグメントでも独自の地位を確立している。

8. ボルボXC90
8. ボルボXC90

「ボルボが生産を止めるわけにはいかないクルマである。特にインフォテインメントとパッシブサスペンションの改良は的を射ており、依然として最高水準の製品であることに変わりはない」
――マレー・スカリオン、デジタル版編集者

2025年の一部改良では、スウェーデンのフラッグシップモデルとして新鮮さを保ちつつ、実用性、乗員の居住空間、高級感、快適性の絶妙なブレンドが守られている。

今回、外観は若干変わったが、XC90は依然として高い効率性と低いランニングコスト、扱いやすいパフォーマンスをバランスさせている。PHEVはかなり速く、0-100km/h加速で5.5秒を達成する。

しかし、最も素晴らしいのは車内だ。スマートで高品質な内装材を使用し、大人7人がゆったりとくつろげる広々とした空間を備えている。

多くの人にとって、XC90はファミリーカーとして優良な選択肢であり、快適性を重視しているのであれば検討に値する1台である。

9. BMW X7

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:6点
長所:市街地での乗り心地と、ハンドリングの楽しさを絶妙にブレンド パフォーマンスには不満なし 視界良好、広々とした空間と贅沢な素材が落ち着いた雰囲気を演出
短所:レンジローバーほどの静粛性はない ポルシェカイエンのような手応えのあるハンドリングに欠ける 一部の人々が求めるような、わかりやすくスポーティなSUVではない
最大の特徴:居住性

BMW X7はブランド最大のモデルであり、非常に広々とした高級SUVである。

9. BMW X7
9. BMW X7

「7シリーズのセダンの方が、純粋な意味での高級車としてはまだ優れているかもしれないが、X7の優れた実用性にはかなわない」
――クリス・カルマー、主任副編集長

7人(6人乗りも選択可能)を快適に座らせることができ、調整機能や快適装備も充実している。トランクスペースは300~2001Lと非常に広い。

車内の他の部分は、まるでBMW 5シリーズの車高を高くしたような感じだ。2つの巨大な曲面スクリーンを備えた第8世代iDriveシステムなど、最新機能が満載されている。ロータリーダイヤルもあるが、一部の操作はタッチスクリーンでしかできない。

20個のスピーカーを備えたBowers & Wilkinsサウンドシステム、各列にUSBポート、タブレットホルダー(ヘッドレストに取り付け)などを追加すれば、家族全員が満足できる高級SUVが完成する。

X7のパワートレインはガソリンとディーゼルが主流だが、いずれも素晴らしい出来栄えだ。どちらを選んでも、0-100km/h加速は6秒を切る。

その最高出力は530psに達し、0-100km/h加速はわずか4.7秒だ。

記事に関わった人々

  • ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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