【4から5に】Dセグの内燃モデル・新型アウディA5シリーズの発売を開始
公開 : 2025.02.18 12:05 更新 : 2025.02.18 15:47
アウディからA4シリーズの後継ポジションとして新型A5シリーズがセダンとワゴンボディで登場しました。アウディの電動化戦略により、一部モデルを除き新しい48Vのハイブリッドシステムを備えての登場です。もちろんハイパフォーマンスバージョンのS5も同時に発売されました。
新型アウディ A5シリーズの日本発売を開始
アウディ ジャパンは2月17日、新型アウディA5/A5アバント シリーズの発売を発表した。
従来のA4シリーズの後継モデルとして登場した新型A5シリーズは、2月17日より全国のアウディ正規ディーラーより発売となった。

併せて新型A5シリーズの世界的な発売を記念したグローバル限定モデル『エディション・ワン』も同時発売される。
車両本体価格は599万〜1060万円(税込)。
ベストセラーA4の歴史を引き継ぐ
新型アウディ A5シリーズはアウディの電動化戦略に沿うモデルレンジ再構築において重要なモデルで、1994年の登場以来30年ものベストセラーとなっているA4シリーズの歴史を引き継ぐモデルとなる。
ドイツ・ネッカーズルムで生産され、セダンのA5とワゴンのA5アバント、そしてスポーツグレードのS5/S5アバントの4モデルが展開される。

エンジンはS5の3.0L 直列4気筒 DOHCガソリンターボ(367ps)を筆頭に、A5には2種類の2.0L 直4 DOHCガソリンターボ(204ps/150ps)、そして2.0L 直4 DOHCディーゼルターボ(204ps・後日発売予定)をラインナップ。
S5の3.0LとA5のガソリン車(204ps仕様)およびディーゼルターボ車には新開発の48V MHEV plus システムを搭載。内燃エンジンの出力に最大18kW(24ps)をプラスし、減速時には最大25kWのエネルギー回生を行う。また、特定の条件下では完全な電動走行も可能となっている。
トランスミッションはいずれもデュアルクラッチ式の7速Sトロニックと組み合わされる。駆動方式はA5のガソリン150ps仕様のみが前輪駆動で、その他は4輪駆動のクワトロとなる。
力強いエクステリアデザイン
新型アウディ A5シリーズのエクステリアは、より立体的で彫りの深い、力強い面で構成されたものとなっている。
フロントはよりフラットで幅広なシングルフレームに立体的なハニカムパターンを備えたグリルが特徴的。細く精密なグラフィックのヘッドライトとの相まって、鋭い表情を持つ。

前後ホイールアーチはショルダー部分で力強いブリスター形状となっており、初代アウディ・クワトロ(Urクワトロ)を彷彿とさせるマッシブなボディラインを形成している。
ホイールベースは従来モデルより約70mm長く、一方リアオーバーハングを切り詰めることで、ロングノーズ、ショートデッキのスポーティーでプレミアムなシルエットを実現した。なお、A5/S5セダンは3ボックスのフォルムながら、リアに大開口部の電動ハッチゲートを備える。
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