【歴代ハチロク乗り比べも】86ウインター・フェスティバル開催 ハチロク愛溢れるイベント
公開 : 2025.02.19 08:05
富士スピードウェイで事前予約制・組数限定のハチロクのワンメイクイベント『86ウインター・フェスティバル』が催されました。歴代ハチロク乗り比べやサーキットでのドリフト同乗体験、開発者を交えた懇親会などが行われました。
FSWで86ウィンターフェスティバル開催
2月9・10の2日間、富士スピードウェイホテルはトヨタ・ガズー・レーシング、ビンテージクラブ by KINTOとのコラボレーションによるイベント『86ウインター・フェスティバル』を静岡県の富士スピードウェイにて開催した。
本イベントは1日12組限定の事前予約制とプレミアム感あるイベントとなっており、世代や国を問わず、多くの人々から愛されてきた『ハチロク』の系譜を堪能しようと、親子で参加の小学生に海外からの参加者など、幅広い層のハチロクファンが参加した。

ハチロクの系譜を体感する乗り較べ試乗会
今回の目玉となるのは、歴代ハチロクや特別仕様の限定車など6台を楽しめる試乗会だった。
参加者はハチロクの原点ともいえる『TE27型トヨタ・カローラ・レビン』にはじまり、元祖ハチロクの『AE86型トヨタ・スプリンター・トレノ』、『ZN6型トヨタ86』と『86GRMN』、『ZN8型GR86』、『トムスGR86 TS』と歴代ハチロクの系譜を抜群のコンディションのノーマル車とチューニングカーの両面から体感することができた。

また、2月10日参加者のうち6組はサーキットでの乗り較べも体験。富士スピードウェイ本コースを先導車付きで1週ずつ、計6周の走行を楽しんだ。
GR86レースカーのドリフトを同乗体験
ハチロクが築き上げたカルチャーのひとつが『ドリフト』。参加者はその最新モデルGR86のドリフト競技車両に同乗してのドリフト体験も楽しんだ。
当日、GR86のステアリングを握ったのは、2022年にフォーミュラ・ドリフトジャパン(FDJ)シリーズチャンピオンを獲得し、23年にはD1グランプリで総合2位の成績を収めた、トヨタ社員ドライバーの松山北斗選手。

緊張の面持ちでフルバケットシートに座りレーシングハーネスを締めた参加者は、かつて体験したことのない加速Gと爆音に包まれ、予想をはるかに超える速度と角度でのコーナー突入と極限のマシンコントロールに、下車するときには満面の笑顔となっていた。
参加者一同が会してのランチ懇親会
ランチには富士スピードウェイホテル内のTROFEO イタリアンで懇親会が開かれた。
イベント参加者が一同に会し、開発担当者、レストア担当者、そしてドリフト体験ドライバーの松山選手を交えてハチロク談義に花が咲いた。

ハチロクの歴史や開発秘話を聞いた後に、参加者各々がハチロクに傾倒していったエピソードを披露しながら、静岡の食材を活かしたイタリアン・ランチコースを堪能した。
参加者にとっては、世代や国境を越えてハチロクへの深い愛情でつながった、かけがえのないひとときとなった。
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