【詳細データテスト】マツダCX-30 十分以上のパフォーマンス 人馬一体感も健在 乗り心地も良好

公開 : 2025.02.22 20:25

マルチメディア ★★★★★★★★★☆

10.3インチのマルチメディア画面は、多数派である類似のシステムとは異なり、センターコンソールのロータリー式コマンダーで操作する。旧式のテクノロジーに思えるかもしれないが、この操作系のありがたみをすぐに知るところとなるはずだ。システムメニューが選びやすく、扱いにくい画面のアイコンへ手を伸ばす必要はなく、路上から1秒と目を離さずに済むからだ。

ネットワークやストリーミングといった点については他社のシステムほど充実していないが、使いやすく、重要な機能はすべてカバーしている。ナビの目的地送信など、スマートフォンアプリのマイ・マツダでリモート操作できる機能もある。

ボディサイドの曲面は、スピード感を演出する狙い。少なくとも、頻繁に洗車してきれいに保ちたいと思わせる造形だ。
ボディサイドの曲面は、スピード感を演出する狙い。少なくとも、頻繁に洗車してきれいに保ちたいと思わせる造形だ。    JACK HARRISON

ワイヤレスミラーリングは、AppleにもAndroidにも対応。ワイヤレス充電もできる。

記事に関わった人々

  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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