ACカーズ 生産拡大で旧サーブ工場活用 新型コブラ、英とスウェーデンで生産へ

公開 : 2025.02.27 18:25

ACカーズは新型車の生産拡大のため、スウェーデン・トロルヘッタンにある旧サーブ工場を利用することになった。研究開発施設とテストコースも活用し、コブラやエースなどを開発・生産していく。

トロルヘッタンの工場でコブラ生産

英国のスポーツカーメーカーであるACカーズは、新型車「コブラGTロードスター」と「コブラGTクーペ」の生産拡大のため、スウェーデンのTエンジニアリング社と提携した。

Tエンジニアリング社は、スウェーデンの自動車メーカー、サーブの閉鎖後、2011年に元従業員たちによって設立された。歴史あるトロルヘッタンの工場を拠点とし、2012年に同社の株式70%を取得した中国の自動車メーカー、東風汽車が所有している。

新型のACコブラは英国とスウェーデンで生産されることになる。
新型のACコブラは英国とスウェーデンで生産されることになる。    ACカーズ

ACカーズはそこでコブラの製造を行うだけでなく、トロルヘッタンの研究開発施設とテストコースの利用権を得て、将来のモデル開発に役立てる。

ACカーズはラインナップを大幅に拡大し、ガソリンエンジンおよび電気駆動のエースを導入するため、生産能力の増強を目指している。

スイスの資金サポーターであるデビッド・コンザ氏を最高経営責任者(CEO)に迎えてから、この3年間でACカーズは活力を取り戻しつつある。

新型のエースとコブラは、いずれも1950年代と1960年代のオリジナルモデルに似ているが、その外観とは裏腹に、主にドイツで開発された全く新しいモデルである。

コブラには最高出力460psまたは663ps(後者はスーパーチャージャー仕様)を発生する5.0Lのフォード製V8エンジンが搭載され、6速マニュアルまたは10速オートマチックのトランスミッションが選択できる。

ガソリンエンジン搭載のエースには、フォード・フォーカスSTと同じ2.3L 4気筒ターボエンジンが搭載され、300ps以上の出力を誇る。

EVのエースでは、リアに1基の電気モーターが搭載され、1回の充電で320km以上の走行が可能であるとされている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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