3月2日ミニの日に、ミニについて考える【新米編集長コラム#21】

公開 : 2025.03.02 11:32  更新 : 2025.03.03 08:04

AUTOCAR JAPAN編集長ヒライによる、新米編集長コラムです。編集部のこと、その時思ったことなどを、わりとストレートに語ります。第21回は、3月2日ということで、ミニについて考えてみました。

デビュー時はニュー・ミニ、BMWミニと表記

3月2日はミニの日。ということで、それに合わせてこの原稿を書いている。正確にはその前日である1日夜に書いているが、発売日の決まっている紙の雑誌と違い、こういったことができるのもWEBならではだ。

ミニの公式ホームページによれば、『2002年3月2日に新生ミニが日本発売開始。ミニ・ワンとミニ・クーパーが3月2日のミニ・デイに発売された』とある。ちなみにメーカー正式表記はBMWをビー・エム・ダブリューと書かないように、ミニではなくMINIだ。しかしAUTOCAR JAPANではミニと表記しているので、そのまま筆を進めることにする。ちなみにBMWとミニを輸入するのは『ビー・エム・ダブリュー株式会社』と、若干ややこしい状況ではある。

3月2日はミニの日。ということで、今回のテーマはミニ。写真はクーパー3ドアのBEV。
3月2日はミニの日。ということで、今回のテーマはミニ。写真はクーパー3ドアのBEV。    山本佳吾

しかし、2002年である。……2002年!! 23年前!!!!

2002年は既に自動車メディアの世界にいたので、デビュー時のことはよく覚えている。しばらくはニュー・ミニ、あるいはBMWミニと表記することが多かったが、今は初代のほうをクラシック・ミニと呼ぶくらいで、ニューもBMWもつけることはなくなった。それにしてもあれからもうすぐ四半世紀とは、時の流れは実に早い。

ボディバリエーションを整理

既にAUTOCAR JAPANでも記事化しているが、2月27日にクーパー3ドアとエースマンにBEVのジョン・クーパー・ワークスが追加された。現在ミニは、ベーシックな3ドア、5ドア、コンバーチブルは全て『クーパー』と呼ばれている。そのハイスペックバージョンが『ジョン・クーパー・ワークス』というわけだ。

つまりはこういうことである。
クーパー:普通の3ドア、5ドア、コンバーチブル
カントリーマン:サイズがひと回り大きい5ドアSUV
エースマン:その中間となる5ドアのクロスオーバーSUV
ジョン・クーパー・ワークス:ハイスペックモデル。上記3ボディに設定

2月27日にクーパー3ドアとエースマンにBEVのジョン・クーパー・ワークスが登場。
2月27日にクーパー3ドアとエースマンにBEVのジョン・クーパー・ワークスが登場。    山田真人

そしてパワートレインは、以下となる(日本仕様)。
ICE:クーパー、カントリーマン、ジョン・クーパー・ワークス(クーパー3ドアのみ)
BEV:クーパー(3ドアのみ)、エースマン、カントリーマン、ジョン・クーパー・ワークス(クーパー3ドア、エースマン)

なぜこれをわざわざ書いているかと言えば、お恥ずかしながら、私がよく理解できていなかったから。そして、現行世代のミニに全く乗ったことがなかったので、クーパー3ドアとカントリーマンのBEVをそれぞれ数日ずつ、試乗させて頂くことにした次第だ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。
  • 撮影

    山本佳吾

    Keigo Yamamoto

    1975年大阪生まれ。阪神タイガースと鉄道とラリーが大好物。ちょっとだけ長い大学生活を経てフリーターに。日本初開催のWRC観戦をきっかけにカメラマンとなる。ここ数年はERCや欧州の国内選手権にまで手を出してしまい収拾がつかない模様。ラリー取材ついでの海外乗り鉄旅がもっぱらの楽しみ。格安航空券を見つけることが得意だが飛行機は苦手。

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