プジョー208、フェイスリフト

公開 : 2015.02.20 22:35  更新 : 2017.06.01 02:11

2015年モデルとしてプジョー208がフェイスリフトを受けた。このメインは、79g/kmとという低いCO2排出量を持つエンジンの追加だ

ビジュアル的なアップデートは、よりシャープなラインを持つフロント・バンパー、ワイドになったグリル、フロント・エンドのクロームの装飾などといったリデザイン。また、LEDシグネチャーを持つヘッドラインもアクティブ・グレード以上に装備されるようになった。リア・エンドにも新しいデザインのLEDが与えられる。

インテリアは、アクティブ・グレード以上にレザー・トリム・ステアリングが装備され、ハイ・スペック・バージョンには新しいダッシュボード・フィニッシュが与えられる。また、7.0インチのタッチスクリーンを持つインフォテーメント・システムのソフトウェアも、ミラーリンク機能を持つなどアップデートされている。

新しいトリムとしてGTラインが追加されたのも話題のひとつ。これは、GTiのスタイリング要素を取り入れたモデルだ。アルーレ・トリムをベースに、イコライザー・グリル、つや消しの黒のグリルまわり、フォグランプ、17インチのアロイ・ホイール、クロームのウィンドーまわりとエクゾースト・フィニッシャー、GTライン・バッジ、そして赤いプジョー・バッジなどが装備されたもの。インテリアも赤いステッチの入ったスポーツ・シート、グロス・ブラックのドア・ハンドル、本革製ステアリング・ホイール、アルミニウム製のドア・シル、そしてアルミニウム製のペダルが奢られる。

208全体としては、オレンジ・パワーとメンソール・パックという新しいボディ・カラーが加わっている。グリルも新しいデザインとなり、ブラックにペイントされたフロント・グリル、フォグランプまわりと、ブラックのドア・ミラーなどが変更点だ。ホイールも2つの16インチと17インチ共にリデザインされている。

エンジンは、ディーゼルについてはすべてのCO2排出量が95g/km未満となった。75ps、100ps、120ps版という3つの1.6ℓディーゼルがラインナップされるが、75ps版と100ps版は、5速マニュアル・ギアボックスとの組み合わせで、CO2排出量が79g/km、そして燃費も33.3km/ℓとなる。120psバージョンでも、6速マニュアルとの組み合わせで、そのCO2排出量は94g/kmだ。ちなみに、上位のHDi120およびHDi100はアイドリング・ストップが標準となる。

ガソリン・エンジンについては、68ps、82ps、110psの3つ。ターボ付きの1.2ℓであるピュアテック110は、アイドリング・ストップを装備し、103g/kmというCO2排出量となる。1.0ℓの68psバージョン、1.2ℓの82psバージョンについては従来と変わりない。

価格は実際に販売がスタートする6月近くになって発表される予定。また、この新しい208は、ジュネーブ・モーターショーで一般公開される。

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