Cd値0.2の超空力ボディ ルーシッド・エアへ試乗 北米の新ブランド 均質化と一線画す革新性

公開 : 2025.03.24 19:05

均質化と一線を画す革新的な電動サルーン

普段使いしやすい、高性能な4ドアのグランドツアラーへ仕上がった、エア。革新的な電動サルーンとして、訴求力は小さくないだろう。電動パワートレインの特性を活かした、魅力的なクルマが創出されている。BMW i7にも重なる印象を筆者は受けた。

ルーシッドのようなブランドが登場することで、バッテリーEV市場は、均質化の抑えられた興味深いものになる。この滑らかなボディラインを、グレートブリテン島でも目撃できる日が、遠からず来ることを望みたい。

ルーシッド・エア・ドリーム・グランドツーリング(欧州仕様)
ルーシッド・エア・ドリーム・グランドツーリング(欧州仕様)

◯:圧巻の動力性能 洗練され快適な運転体験 最高水準の航続距離
△:カーブで実感する車重 エアコンの効きが弱くなるガラスルーフ 英国で売られる可能性は低い

ルーシッド・エア・ドリーム・グランドツーリング(欧州仕様)のスペック

北米価格:13万8000ドル(約2139万円)
全長:4975mm
全幅:1939mm
全高:1410mm
最高速度:270km/h
0-100km/h加速:3.0秒
航続距離:830km
電費:7.4km/kWh
CO2排出量:−
車両重量:2360kg
パワートレイン:ツイン永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:112.0kWh
急速充電能力:300kW
最高出力:819ps(システム総合)
最大トルク:122.1kg-m(システム総合)
ギアボックス:1速リダクション(四輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マーク・ティショー

    Mark Tisshaw

    役職:編集者
    自動車業界で10年以上の経験を持つ。欧州COTYの審査員でもある。AUTOCARでは2009年以来、さまざまな役職を歴任。2017年より現職の編集者を務め、印刷版、オンライン版、SNS、動画、ポッドキャストなど、全コンテンツを統括している。業界の経営幹部たちには定期的にインタビューを行い、彼らのストーリーを伝えるとともに、その責任を問うている。これまで運転した中で最高のクルマは、フェラーリ488ピスタ。また、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIにも愛着がある。
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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