【セダン? クーペ? SUV?】ボルボのEVフラッグシップ、ES90登場 2026年にかけ順次世界展開
公開 : 2025.03.06 18:05
ボルボの新型フラッグシップEVサルーン『ES90』が発表されました。セダン、クーペ、SUVのテイストを取り入れたエクステリアに、アップデートで進化し続けるエアコンピューターなど、未来から来たような新型EVです。
もくじ
ーあらゆるシーンをこなす万能フラッグシップ
ー個性的で実用的なエクステリア
ーボルボで最も静かで快適なインテリア
ー25スピーカーによる空間オーディオ機能
ー時を経るごとに進化するクルマ
ーボルボ初の800V化で高効率化
ーボルボならではの先進安全性能
ー2026年にかけて順次世界展開
あらゆるシーンをこなす万能フラッグシップ
3月5日、ボルボは新型EV『ES90』を発表した。同社のこれまでの命名法則から察すればEVのフラッグシップ・サルーンとなるわけだが、そのフォルムとデザインはセダン、クーペそしてSUVを融合させたかのようなスタイルを持つ。
ボルボ曰く、ES90は3つの異なるスタイルを妥協なく組み合わせた、唯一無二の存在であるという。洗練されたエレガンス、汎用性、広大な室内空間そして高い最低地上高を兼ね備え、多様なニーズに応える。

いうなれば壮大な冒険から家族との時間にまで対応し、仕事とプライベートの完璧なバランスを保ちながら、人生の特別な瞬間を存分に楽しむことができる万能なクルマであるという。
個性的で実用的なエクステリア
ES90のエクステリアは特徴的なフォルムとわずかに高められた車高が自信に満ちた佇まいを生み出す。
ヘッドライトにはモダン・ボルボのアイデンティティであるトールハンマーヘッドライトを採用。

リアは新しいC字型LEDテールランプに加え、リアウインドウのLEDランプが組み合わされ、ユニークなウェルカム&フェアウェルライトのシークエンスを演出する。
また、車両オーダー時には7色のエクステリアカラーと、20〜22インチまでの4タイプのホイールを選択することができる。
ES90のトランクは、3ボックス形状のフォルムでありながら、大きく幅広い開口部を持つテールゲートを備え、家族の荷物からスキー道具まで積み降ろしもスムーズだ。
ラゲッジルームは最大424Lの積載スペースを持ち、3分割可倒式のリアシートをすべて倒せば733Lにまで拡大できる。さらにフロントフード下には22Lのトランクがあり、充電ケーブルなどの収納に利用できる。
ボルボで最も静かで快適なインテリア
インテリアにはボルボの神髄であるスカンジナビアン・デザインが広がっており、プレミアムな快適性、本物の素材そして目的に沿ったデザインが重視されるものとなっている。
3.1mものロングホイールベースにより、後席にも広々とした快適な移動空間を実現している。さらに6種類のアンビエントライトと多彩なシート素材のオプションにより、快適性とパーソナライズが提供されている。

ルーフには最大99.9%のUVカット機能を持つパノラミックルーフを装備。オプションの電気調光使用を選べば、日差しやまぶしさを抑えたり,プライバシーを確保するなど、ボタンひとつでガラスの透明度を調整することも可能となる。
空調設備には4ゾーンクライメートシステムと最先端の空気清浄機能を搭載する。PM2.5の進入を95%、花粉などのアレルゲンを99.9%除去する機能を持ち、ぜん息やアレルギーへの効果も認定されている。
ES90は優れた静粛性で、これまでのボルボ車で最も静かなキャビンを実現、ドライブ体験を次のレベルに引き上げ、サウンドシステムを一層楽しむことができる。
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