日産自動車、内田社長の退任発表!後任はイヴァン・エスピノーサ氏【新経営体制発表】

公開 : 2025.03.11 18:45

日産自動車は11日、刷新した経営体制を発表しました。同日に開催された取締役会で決議され、現在、チーフ・プランニング・オフィサーを務めるイヴァン・エスピノーサ氏が、内田誠氏の後任となります。

短中期の目標を達成し、長期的な成長を果たすために

日産自動車は11日、同社が短中期の目標を達成し、長期的な成長を果たしていくために、刷新した経営体制を発表した。

同日に開催された取締役会で、4月1日付の代表執行役および執行役とその担当業務が決議された。現在、チーフ・プランニング・オフィサーを務めるイヴァン・エスピノーサ氏が、内田誠氏の後任として、代表執行役社長兼最高経営責任者(CEO)に就任する。

3月31日での社長退任を発表した内田誠氏。
3月31日での社長退任を発表した内田誠氏。    日産自動車

日産は4月1日付のエグゼクティブ・コミッティのメンバーを以下の通り変更する。同メンバーは、エスピノーサ氏にレポートする。

ギョーム・カルティエ氏は、現在のチーフ・パフォーマンス・オフィサー、AMIEO(アフリカ・中東・インド・ヨーロッパ・オセアニア)マネジメントコミッティ議長に加え、グローバルマーケティングやカスタマーエクスペリエンスも担当。

現在、車両計画・車両要素技術開発本部を担当する常務執行役員(CVP)の赤石永一氏は、中畔邦雄氏の後任として、執行役、チーフ・テクノロジー・オフィサーに就任。

現在、車両生産技術開発本部を担当する常務執行役員の平田禎治氏は、坂本秀行氏の後任として、執行役、チーフ モノづくり オフィサーに就任し、生産事業とSCMを担当。

最高財務責任者(CFO)のジェレミー・パパン氏は、現在の職務を継続し、執行役に就任。

中国マネジメントコミッティ議長のスティーブン・マー氏、チーフ・クオリティ・オフィサーの安徳光郎氏、チーフHRオフィサーの井原徹氏は、現在の職務を継続。

内田誠氏と坂本秀行氏は、6月に開催予定の定時株主総会まで取締役を継続する。

その他の主要な役員体制についても発表

なお、その他の主要な役員体制についても発表があった。

山崎庄平(崎はたつさき)は、日本・アセアン マネジメントコミッティ議長に加え、関係会社管理も担当する。

現在、チーフ・プランニング・オフィサーを務めるイヴァン・エスピノーサ氏が、内田誠氏の後任に。
現在、チーフ・プランニング・オフィサーを務めるイヴァン・エスピノーサ氏が、内田誠氏の後任に。    日産自動車

アメリカズ・マネジメントコミッティ議長のクリスチャン・ムニエ氏は、現在の職務を継続する。

現在、第二製品開発本部を担当する富田達三氏は、R&Dで赤石氏の職務を引き継ぎ、さらにTdC(Total delivered Cost)トランスフォーメーション・チーフとして、エスピノーサ氏にレポートする。

現在、購買を担当する常務執行役員の坂根学氏は、ストラテジーアクセラレーション チーフに就任し、エスピノーサにレポートする。

なお、内田誠氏、中畔邦雄氏、坂本秀行氏に加え、3月31日付で以下の役員が退任する。星野朝子氏(チーフ・ブランド&カスタマー・オフィサー)、渡部英朗氏(チーフ・ストラテジー&コーポレート・アフェアーズ オフィサー)。

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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