愛の深さは誰にも負けない!『自分だけのホンダ車』に乗る個性派オーナーたち【モデューロ・サンクスデイ2025】

公開 : 2025.03.16 11:45

2月24日にモビリティリゾートもてぎで『モデューロ・サンクスデイ2025』が開催されました。モデューロ・ブランド・ファンに感謝を伝える初めてのイベント開催となります。高桑秀典による参加者紹介レポートです。

フィットRS MT仕様からシビック・タイプRにチェンジ

去る2月24日に開催されたモデューロ・サンクスデイ2025には、数多くのホンダ・ファンが来場。気になるオーナーがたくさんいたので、その中から3名をご紹介しよう。

現行型のホンダ・シビック・タイプRでイベントを楽しんだみやびさん(38歳)は、幼少期からホンダ車ばかりに囲まれ、自身もホンダ車を買うことになった。

父がFD2型シビック・タイプR、息子が現行型タイプRに乗っているというスゴイ親子だ。
父がFD2型シビック・タイプR、息子が現行型タイプRに乗っているというスゴイ親子だ。    高桑秀典

「実家のクルマの変遷が、USアコード・クーペ、同ワゴン、RA型オデッセイ、FD2型シビック・タイプRで、父親が現在もFD2型をファミリーカーとして愛用しています。祖母がKA7型レジェンド、おじ、おばが、アコード・インスパイア、コンチェルト、アコード、ヴェゼルを乗り継いできました」

自身のタイプRは注文したのが2022年9月で、納車されたのが2024年2月。オーダー開始と同時に申し込むため、先行情報を公開された2022年7月にはディーラーに足を運んだ。

以前の愛車はサンセットオレンジのホンダ・フィットRS MT仕様。フィット時代から街乗り&サーキット走行を楽しんでおり、タイプRミーティングで袖ヶ浦フォレストレースウェイを走り、今度、富士スピードウェイにも走りに行くそうだ。

シェブロン形状を採用したリアルカーボン製テールゲートスポイラーは発売された時に注文し、今年の1月になってから届いた。本革ステアリングはアキュラ・インテグラ・タイプS用で、今年になってから個人輸入で入手。オリジナルは保管し、気軽に乗るために本革にしたのだという。

初めてのマイカーがシビックRS

ホンダ・シビックRSを駆り、事前申し込み制で実施されたモデューロ/モデューロXシリーズ・オーナーズミーティングに参加したKさん(25歳)。

シビックRSが初めてのマイカーで、当然のことながら新車で購入。それまでは実家にあるスズキソリオ・バンディットに乗っていたそうだ。

6速MT専用というマニアックな設定のシビックRSが登場したので、すぐさま注文したというKさん。
6速MT専用というマニアックな設定のシビックRSが登場したので、すぐさま注文したというKさん。    高桑秀典

「昨年の9月上旬に先行予約し、今年の1月19日に納車されました。すでに1800~1900kmぐらい走りましたね。クルマで出かけるのが好きで、週末に1~2時間ドライブしています。足を伸ばして温泉に行くこともあります。仕事を終え、家に帰ってきてから走りに行くこともありますね。マイナーチェンジ前シビックのノーマルグレードMT仕様に試乗したら印象がよかったので、RS決め打ちで登場するのを待ちました」

納車され、実際に乗ってみたら自分の理想とドンピシャの乗り味だったが、路面状態が悪いところを通過すると、ボディ剛性の高さとサスペンションがハードなセッティングになっていることなどから低速だとガタピシするので、助手席の人はイヤかもしれないとも話してくれた。

「大学生の時に、発表当初から気になっていた現行シビックのワールドプレミアを動画で見て、欲しくなりました」

工業系の大学に通っていたので周りにクルマ好きが多く、友人たちはマイナーチェンジ前シビックのMT仕様、スバルBRZ STIスポーツのMT仕様、マツダ3のMT仕様に乗っているそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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