メルセデス・ベンツEクラスが大幅なフェイスリフト
公開 : 2012.08.01 12:43 更新 : 2017.06.01 01:00
メルセデス・ベンツは、現行モデルのミッドライフのフェイスリフトとして、4灯式のヘッドランプを捨てることとした。かなり大きめのマイナーチェンジとなるEクラスは、来年のデトロイト・モーターショーで発表される予定で、そのプロトタイプが盛んにテストされている。
W212というコードネームで呼ばれる新しいモデルの最大の変化は、LEDデイタイム・ランニング・ライトを装備したシングル・エレメントのヘッドランプにある。角の尖った新しいヘッドランプは、整然とした見栄えを与えるだけでなく、空力的にも優れているという。
その他の変化は、修正されたフロント・グリル、フロント・バンパー、改訂されたテール・ランプ、そしてリア・バンパーなどだ。
インテリアでは、Eクラスのクオリティを上げるための試みとして、メルセデス・コマンド・マルチメディア・システムが採用され、グラフィックスも修正されている。これは主に、アウディA6やBMW 5シリーズに対抗するための処置だ。
エンジンについては、まずM271 4気筒ユニットが、より効率的な274 4気筒ユニットに交換される。154bhpの1.6リッター・バージョンがEクラスに搭載されるようだ。それはC180ブルー・エフィシエンシーおよびC200ブルー・エフィシェンシーといったエントリー・モデルに積まれることになる。
2.0リッターの4気筒は、それより上のバージョンのために用意される。181bhpバージョンはE220、208bhpバージョンはE250、そして248bhpバージョンはE300に搭載される。また、4.6リッターV8の429bhpバージョンはE500に、3.5リッターV6の335bhpバージョンはE400に搭載される。
ディーゼルは、E200、E220、E250CDIに2.1リッターの4気筒が用意されるが、E300CDIのための3.0リッターV6の208bhpバージョンは廃止される見込みだ。