【オプティトロンからTFTに】トヨタ・ランドクルーザー300シリーズを一部改良
公開 : 2025.03.25 08:05
トヨタ・ランドクルーザー300にセキュリティとADAS機能の法規対応など改良が行われました。かつてトヨタ高級車の象徴だったオプティトロンメーターが、カラーTFTに更新されたのには時代を感じます。
ランドクルーザー300 法規対応での改良
トヨタは3月4日、『ランドクルーザー300シリーズ』に法規対応などを含んだ一部改良を実施した。
今回実施された新たな法規対応に関しては、プリクラッシュセーフティの対自転車への対応を含めた衝突軽減ブレーキ機能の強化、衝突・事故発生時に車両機能の状態を記録するイベントデータレコーダーの搭載された。

また、サイバー攻撃から車両を保護するサイバーセキュリティ法規への対応が行われたほか、ディーゼル車の排気ガスのRDE(実路走行試験)規制への対応も行われた。
メーターやオーディオ、セキュリティを強化
今回、全グレードのメーターパネルを従来の自発光式『オプティトロンメーター』から、『インフォメーションディスプレイ内蔵TFTカラーメーター』に仕様変更した(GR-S/ZX/VXは12.3インチ、AX/GXは7インチ)。
また、コネクティッドナビ対応の8インチディスプレイオーディオを全車に標準設定。また、GXを除く全グレードにコネクティッドナビ対応の12.3インチ ディスプレイオーディオをメーカーオプション設定した。

盗難防止機能の拡充として、全グレードに『My TOYOTA+』アプリの操作で車両の始動をロックできる『マイカー始動ロック』をトヨタ車として初設定した(T-CONNECT契約とTOYOTAアカウントの取得が必要、)。
さらに、『スマートキー測距システム』ではスマートキー所持者の位置を高精度に認識。車両付近にいない場合のスマートエントリー&スタートシステムによるドア解錠とエンジン始動を制限する(全グレードに標準設定)。
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