アストン・マーティン・ラピード、フェイスリフト
公開 : 2012.08.01 13:26 更新 : 2017.06.01 01:01
アストン・マーティンは、来年、ラピードの大幅なフェイスリフトを計画している。そのためのテストが現在ニュルブルクリンクで進行しているところだ。
まず、エンジンはヴァンキッシュに搭載されている565bhpのV12が移植されることになる。そのパワー・アップに、ラピードのシャシーはじめブレーキ性能などが対処できるかどうかが、現在のテストの狙いだと思われる。
主にフロントのヘッドランプまわりがカモフラージュされていることからも、フェイスリフトされたラピードは、明らかにヴァンキッシュからインスピレーションされたフロント・エンド・デザインになる。
この新しいラピードは、4ドアのファミリーカーというよりも、スポーツカーとしての能力をアピールすることになる。ラピードの売上は芳しくなく、1年につき2,000台の販売計画を立てていたにもかかわらず、現実はその半数となるのにも苦労しているのだ。
現在、ラピードの最も有力な市場は中国で、会社全体のセールスの60%を占めているという。