マセラティがオーダーメイド用拠点『オフィチーネ・フォーリセリエ・マセラティ』を新設、特別車両も制作

公開 : 2025.04.03 07:05

マセラティは、顧客のオーダーに合わせてクルマをオーダーメイドするための新拠点『オフィチーネ・フォーリセリエ・マセラティ』をモデナの工場内に新設しました。カスタマーの要望に限界を設けず、理想の1台を実現することができるといいます。

『オフィチーネ・フォーリセリエ・マセラティ

2025年3月26日、マセラティはモデナの工場に自社のクルマを最適にカスタマイズするための拠点、『オフィチーネ・フォーリセリエ・マセラティ(以下、オフィチーネ・フォーリセリエ)』を新設したことを発表。新しいオフィチーネ・フォーリセリエでは、顧客の要望に限界を設けず、理想の1台を実現するための革新的な塗装プロセスを採用する。

マセラティCEOのサント・フィチーリ氏は次にように述べた。「マセラティはイタリアン・ラグジュアリーを象徴する存在であり、この理念を究極の形で具現化するためには、フォーリセリエを通じてお客様の要望を最優先に考えることが重要です。オフィチーネ・フォーリセリエを通じて、職人技と革新の伝統を継承しつつ、よりパーソナライズされた体験を提供することで、ブランドの新たな章を切り拓きます」。

新設された『オフィチーネ・フォーリセリエ・マセラティ』。
新設された『オフィチーネ・フォーリセリエ・マセラティ』。    マセラティ

フォーリセリエの顧客は、専属のデザイナーとともに、豊富なエクステリアカラー、リバリー、ブレーキキャリパー、ホイール、そしてインテリアの組み合わせから自分だけの理想の1台を作り上げることが可能。

マセラティのカスタマイズには2つの方法があり、1つ目はカタログから選ぶ方法で、数千もの組み合わせの中から簡単にカスタマイズできるように、輝かしいレースの伝統をインスパイアした『フォーリセリエ・コルセ』と変革を楽しむエネルギッシュな未来志向な『フォーリセリエ・フトゥーラ』という2つのコレクションを用意。2つ目は、顧客の特別なリクエストに基づいて唯一無二のワンオフモデルを製作する完全テーラーメイドの『ビスポーク』がある。

新設の塗装エリアでは、現在提供されているすべてのモデルに特別な塗装を施すことが可能となる。

新拠点の開設を記念する特別モデル

マセラティは今回、オフィチーネのオープニングを記念した特別な1台、『MC20チェロ “Less is More…?”』を発表。フォーリセリエの最高傑作として製作された新たなワンオフモデルで、バウハウスのデザイン運動から着想を得たデザインを特徴とし、専用のリバリーやボディカラーなど、精緻なディテールと複雑な仕上げが施されている。

エクステリアには、クルマ全体に広がる幾何学模様をあしらい、バウハウスのデザイン運動を讃え、洗練されたミニマルな美学を追求。『ブルー・コルセ・マット』のボディには、スタイリッシュなトライデントを描く独自のリバリーが施されている。

マセラティMC20チェロ “Less is More…?”
マセラティMC20チェロ “Less is More…?”    マセラティ

カラーリングは、バウハウスのクラシックなトーンを基調としており、幾何学模様は最初のマセラティのレーシングカーに使用された『ロッソ・カパンネッレ・グロス』から、モデナの紋章を想起させる『ジャッロ・アヴィア・ペルヴィア・グロス』、そしてMC20発売カラーである『ビアンコ・アウダーチェ』(今回は手作業による光沢仕上げ)まで多岐にわたる。

また、『アズーロ・ヒンメルブラウ』と『ネロ』のディテールが加えており、細かなところでオレンジの『アランチョ・デビル』も使用しています。これは『マセラティ250F』に乗り、フォーミュラ1グランプリ初の女性出場者となったマリア・テレーザ・デ・フィリッピスの栄誉を称えたカラーとなる。また、『ギブリSSクーペ』のカスタマイズで使用された『ヴィオラ・サルキ』も取り入れている。

『MC20チェロ “Less is More…?”』のエクステリアの仕上げとして、20インチのコルサ・フォルジアーティ・オパックホイールを採用し、『ブルー・クラシック』のブレーキキャリパーを装備、各リムにはオリジナルのカラーリングを施す。前輪では、赤のプロファイルと黄色のハブキャップ、または黄色のプロファイルに青のハブキャップを組み合わせ、後輪ではそれが白と赤、または青と白の組み合わせに変わっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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