【塗装の耐久性1.5倍に】ホンダ『フリード』ガソリン車を一部改良、約10万円の値上で7月発売
公開 : 2025.03.28 08:05
ホンダのコンパクトミニバン『フリード』が一部改良と価格改定を行い、7月に発売されます。ボディ塗装の改良とADAS装備の適用拡大といった改良を受ける一方、全グレードで約10万円の値上げとなります。
『フリード』ガソリン車を一部改良
ホンダは3月27日、『フリード』ガソリンエンジン搭載モデルを一部改良するとともに、原材料価格や物流費の世界的な高騰にともない価格を改定し、7月24日に発売する事を発表した。
今回の改良モデルより全グレードで10万5000〜11万5500円の価格アップとなり、新価格は262万3500円(フリード・エアー、前輪駆動)〜310万円(フリード・クロススター・リフトアップシート車、前輪駆動)に設定される。

また、これに先立ち4月10日から全国のホンダ・カーズで受注を開始する。
クリア塗装の改良と安全装備の拡充
今回の『フリード』ガソリンモデルでの一部改良により、去る2月に改良を実施したハイブリッドモデルの『フリード e:HEV』と同様の、新たな外装塗料が採用される。
ボディの塗装に使用されるクリア材を、従来のアクリルメラミンクリア素材からより機能が向上したクリア素材へと変更した。これによりボディのツヤ感が増し、耐久性は従来比で1.5倍以上に向上する。

また、これまで『フリード』ガソリンモデルに設定のなかった一部安全装備・運転支援機能『アダプティブドライビングビーム』『後退出庫サポート』『マルチビューカメラシステム』『LEDアクティブコーナリングライト』を、ユーザーの要望を踏まえて『エアーEX』『クロススター』の全てのタイプとスロープ仕様車にメーカーオプション設定した。
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