【輸入Cセグ車トップの燃費性能】シトロエンC4ハイブリッド発売

公開 : 2025.03.28 09:05

シトロエンC4がマイナーチェンジを実施し、シトロエン初のハイブリッドモデルとして日本導入されました。輸入Cセグメント車トップの燃費性能を謳う新型C4。独創的なデザインと伝統の乗り心地も健在です。

シトロエン初のハイブリッド『C4』

ステランティス・ジャパンは3月27日、シトロエンのCセグメントモデル『C4』の最新モデルを発表、同日より全国のシトロエン正規ディーラーにて発売した。

『C4』はシトロエンらしい独創的なスタイリングと独自のサスペンション・システム、アドバンストコンフォートシートがもたらす優れた乗り心地を持つ5ドアハッチバック・モデルである。

シトロエンC4 最新モデル
シトロエンC4 最新モデル    ステランティス・ジャパン

今回、シトロエン初のハイブリッド車として登場した新型『C4』は、WLTCモード燃費23.2km/Lを達成。これは輸入車のCセグメント・モデルの中でトップの燃費を誇る。

メーカー小売り希望価格は432万円。

新世代48Vマイルドハイブリッドシステム

新型『C4』には、新開発の1.2Lガソリンターボエンジンに、16kWの電動モーターを内蔵した6速デュアルトランスミッションを組み合わせた、新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムが搭載される。

これにより、電動モーターのアシストで低速から力強いトルクが立ち上がり、スムーズで心地よい加速を実現する。

シトロエンC4 最新モデル
シトロエンC4 最新モデル    ステランティス・ジャパン

また、走行状況によって最大約30km/hまでの速度域で、100%の電動走行も可能となった。

信号待ちの多い市街地走行では、1時間あたりのエンジン使用率は約50%となり、市街地での実用燃費を飛躍的に向上させた。

新CIを取り入れたエクステリア

新型『C4』のエクステリアには2022年のパリモーターショーで発表された『オリ・コンセプト』の流れをくむ次世代シトロエン・デザインを随所に採用されている。

フロントにはシトロエン創業時のロゴをオマージュしたシトロエンバッジをセンターに配置。中央からリズミカルに広がるブラックの模様が、見る人の視線を3つのセグメントで構成されたLEDヘッドライトへと誘う。遠くからでもすぐシトロエンと認識できる、新しいシトロエンのデザインアイデンティティとなっている。

シトロエンC4 最新モデル
シトロエンC4 最新モデル    ステランティス・ジャパン

リアは従来のダブルシェブロンのバッジを『CITROEN』のタイポグラフィに置き換え、より洗練されたイメージとなった。また、テールライトもフロント同様に3セグメントの特徴的なLEDのライトシグネチャーを形づくっている。

ホワイトにオレンジのインテリア

ホワイト基調の『アドバンストコンフォートシート』の生地には、『アルカンターラ』と『テップレザー』を使用、シート縁のオレンジステッチが映える。

シート座面は内部に15mm厚のフォームパッドを使用し、サスペンションの『プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)』と合わせて、シトロエン独自のしなやかな乗り味を演出する。

シトロエンC4 最新モデル
シトロエンC4 最新モデル    ステランティス・ジャパン

また、デジタルインストルメントパネルを従来の5インチ画面から7インチに大型化、視認性も改善された。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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