【カロッツェリア VREC-MS700D】話題のデジタルミラー型ドライブレコーダーを自分で装着!

公開 : 2025.03.30 08:05

話題のデジタルミラー型ドライブレコーダー『カロッツェリア VREC-MS700D』を浜先秀彰が実際に使用。導入編の今回は、DIY取り付けをじっくり解説します。

ミラー型ドラレコのユーザーレビューを開始

デジタルルームミラーと前後2カメラドライブレコーダーの機能を併せ持つ『デジタルミラー型ドライブレコーダー』が人気を誇っているが、その中でも話題となっているのが『カロッツェリア VREC-MS700D』だ。

カロッツェリアといえば、サイバーナビや楽ナビなどハイスペックなカーナビで知られているが、ドライブレコーダーでも他社をリードする高機能を搭載している。スタイリッシュなルックス、昼夜ともに高画質で映像記録ができるなどの特徴を備えている。

カロッツェリア初のデジタルミラー型ドライブレコーダー。
カロッツェリア初のデジタルミラー型ドライブレコーダー。    浜先秀彰

そんな『カロッツェリア VREC-MS700D』のユーザーレビューを2回に分けて紹介。ドライブレコーダーを新たに装着しようとしている人、愛車のドライブレコーダーをミラー型に換装しようと考えている人にはぜひ参考にしてほしい。まずは『導入編』だ。

ドライブレコーダーは、カー用品店で購入をすればそのままピットで取り付けを依頼、ネット通販で購入をすれば行きつけのディーラーやネットショップ提携取付業者などに取り付けを依頼、という流れが多いわけだが、じつはユーザー自身でのDIY取り付けがとても簡単。自分で作業をすれば工賃の1~2万円(業者や販売形態で異なる)を浮かすことができるし、日曜大工気分でのクルマいじりも楽しいものだ。製品には詳しい説明書も付属しているうえ、特別な知識や工具も必要ないので、チャレンジのハードルは低い。とはいえDIYは自己責任が基本なので、見映えが悪かったり、予期しないトラブルが起きるのが心配という人は業者にお任せしてほしい。

DIY取り付けは手間はかかるが難しくない

まずはパッケージされているものを確認。主要なものはミラー型の本体ユニット、フロントカメラ、リアカメラ、カメラ用ケーブル2本、アクセサリーソケット用プラグ付きの電源ケーブル、本体ユニット固定用ゴムバンド、32GBマイクロSDカード&SDカードアダプター。必要なものはすべて揃っているので買い足すものは特にない。用意する工具はプラスドライバーすら必要無いが、あると便利なのはカー用品店やホームセンターなどでも販売されている『内張りはがし』と呼ばれるヘラのようなツールで、ケーブルを内張りの内側に隠す際に利用する。それからケーブルを固定するコードクリップ(配線止め)、カメラの取り付け位置を決めるためのマスキングテープもあるといい。

作業は、本体ユニットの取り付けから開始。付属しているマイクロSDカードを裏表を間違えないように底面のスロットに入れる。これを忘れると当然ながら映像記録ができない。

必要なものがすべてパッケージされている。
必要なものがすべてパッケージされている。    浜先秀彰

それができたら本体背面の上部の端子に、フロントカメラ用ケーブル(短い)、リアカメラ用ケーブル(長い)、電源ケーブルの3本を差し込む。取り付けた時にケーブルの接続部分が車内側から見えない形状になっているのも、この製品の特徴だ。

そして本体は純正ミラーと重ね合わせ、上下4カ所にあるフックに付属のゴムバンドを引っかけて固定する。ゴムバンドは長いタイプと短いタイプがあるのでクルマに合わせて使用する。取り付けたら手で軽くゆすってみてフィットしていることを確認しよう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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