【より臨場感ある展示に】マツダミュージアムを部分改修し、4月1日にオープン!

公開 : 2025.03.31 11:05

マツダは、広島本社敷地内にある自動車産業見学施設『マツダミュージアム』を部分改修し、4月1日に一般公開を再開します。より臨場感のある展示になったそうです。その変更点の概要を、篠原政明が解説します。

今年中には来場者は200万人を突破か

マツダは、広島本社敷地内にある自動車産業見学施設『マツダミュージアム』を部分改修し、4月1日に一般公開を再開する。その変更点の概要を紹介しておこう。

広島県府中町にあるマツダ広島本社の敷地内に、1994年に開館したマツダミュージアム。創業からの歴史やヒストリックカーなどを展示し、マツダや広島の『ものづくり』を、本物のクルマやエンジンを通して見せることで、マツダのDNAやブランドの発信基地としての役割も果たしている。

広島本社敷地内にある『マツダミュージアム』を部分改修し、4月1日に一般公開を再開する。
広島本社敷地内にある『マツダミュージアム』を部分改修し、4月1日に一般公開を再開する。
    マツダ

そんなマツダミュージアムは1994年の開館以来、年間5万人以上のギャラリーが来場している。2008年には来場者100万人を、そして今年2025年には来場者191万人を達成。年内には200万人を超える可能性は高そうだ。

2022年にブランド発信拠点としてリニューアルされたマツダミュージアムだが、ギャラリーからの『体験できる展示が欲しい』といった要望などを踏まえ、より臨場感を持ってもらえるように、コンテンツを拡充した。

マツダミュージアムは、従来から10のゾーンに分かれている。ゾーン1〜7が過去、8〜9が現在、そして10が未来に関連した展示となっているが、今回、そのツアーのシナリオをアップデートした。

ル・マン優勝マシンのサウンドを立体音響で

まず、ゾーン4はモータースポーツに関連した展示。1991年のル・マン24時間レースで日本車初の総合優勝を果たしたマツダ787Bが展示されているが、このクルマを岡山国際サーキットで実際に走らせて収録したサウンドを、立体音響で聴かせてくれる。

また、バイオディーゼル燃料を採用してスーパー耐久レースなどに参戦している、現在のモータースポーツ車両も新しく展示。過去から未来へと挑戦する魂は不変であるという、マツダの姿勢が感じられるようになっている。

1991年のル・マン24時間で日本車初の総合優勝を果たしたマツダ787Bを展示。サウンドを立体音響で聴くことができる。
1991年のル・マン24時間で日本車初の総合優勝を果たしたマツダ787Bを展示。サウンドを立体音響で聴くことができる。    マツダ

ゾーン7は、技術革新とデザイン革新に関連した展示。まず技術革新は『スカイアクティブ』技術を具現化した車両を分解展示。これと向かい合うように、デザイン革新はマツダの新たなデザインテーマ『魂動(こどう)』を具現化したコンセプトカー『靭(しなり)』を展示。以前はパネルだけの展示だったが、実車を展示することで、マツダのクルマづくりをより体感できるようにした。

そしてゾーン10は、未来に関連した展示。ここではエピローグのゾーンを新設した。ジャパンモビリティショー2023に出展されて大反響を呼んだ『アイコニックSP』を展示し、その背景にはマツダの企業理念に沿ったメッセージが掲げられる。未来への期待を抱ける、マツダのビジョンを表現して、ツアーの締め括りとしている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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