ベントレー・コンチネンタル GT/GTCおよびフライングスパーに『アズール』『ベース』モデルを設定

公開 : 2025.04.10 08:05

新しいV8プラグインハイブリッドを搭載する新型ベントレー・コンチネンタル・シリーズとフライングスパーにスタンダードな『ベース』モデルと豪華で快適性を極めた『アズール』モデルが設定されました。両グレードの価格差にも目が回りますが、望めばさらにその上も自由にオーダーできます。

『ハイパフォーマンスハイブリッド』搭載モデルが発売

ベントレーモーターズ ジャパンは4月9日、第4世代の新型コンチネンタル GT/GTCとフライングスパーに『アズール』と『ベース』モデルを設定、発売した。
 
両モデルにはV8プラグインハイブリッドの新型パワートレイン『ハイパフォーマンスハイブリッド』を搭載し、680psのシステム合計出力と94.83kg-mの最大トルクを実現する。

この新パワートレインは4.0L V8エンジンと強力な電気モーターを組み合わせ、前世代のW12モデルを上回る性能を発揮、0-100km/h加速はわずか3.7秒(コンチネンタルGT)でクラスをリードするパフォーマンスを発揮する。また、EVモードでは最大約80kmを走行可能で、環境性能にも優れたシステムとなっている。

ベントレー・コンチネンタル GT/GTCおよびフライングスパーに『アズール』『ベース』モデルを設定
ベントレー・コンチネンタル GT/GTCおよびフライングスパーに『アズール』『ベース』モデルを設定    ベントレーモーターズ ジャパン

さらに独自のアクティブシャシーテクノロジー『ベントレーダイナミックライド』として、後輪操舵および電子制御LSDが採用されており、『コンフォート』、『ベントレー』、『スポーツ』のドライビングモードを備えている。

これらのモデルは、ベントレーの提唱する新カテゴリー『パフォーマンス重視のデイリースーパーカー』を体現しており、圧倒的なパワーと俊敏なハンドリング、洗練されたデザイン、そしてクラフツマンシップが融合している。

『アズール』および『ベース』モデルの追加により、より一層顧客の個性やドライビングスタイルに寄り添った1台を選択可能となったコンチネンタル GT/GTCとフライングスパーの各レンジであるが、これはベントレーが用意する無限の可能性の入り口に過ぎない。

ほぼ無限といえるカラー、ヴェニヤ、トリム、インテリア素材、そしてビスポーク部門『マリナー』によるパーソナライゼーション・オプションを通じて、世界にひとつだけのベントレーを創り上げることが可能なのだ。

新型コンチネンタル GT/GTC『ベース』

2ドアクーペおよびコンバーチブルボディの、第4世代新型コンチネンタル GT/GTC『ベース』モデルは、2003年の初代登場以来受け継がれてきたクラシカルなデザインを踏襲している。

クローム仕立てのサラウンドとセンターバーで構成されたグリルに、パーツごとにマットと光沢ブラックを使い分けた繊細なディテールが特徴的だ。

ベントレー・コンチネンタル GT/GTCおよびフライングスパーに『アズール』『ベース』モデルを設定
ベントレー・コンチネンタル GT/GTCおよびフライングスパーに『アズール』『ベース』モデルを設定    ベントレーモーターズ ジャパン

カットクリスタルに着想を得た『ハーモニー』ヘッドランプとカスタムのウェルカムアニメーションも印象的。また、赤いレンズのテールライトにもフロントと共鳴した演出のハーモニーアニメーションが組み込まれている。

インテリアはクルーの職人たちの手作業で仕立てられたストレートフルーテッドのシートを採用。各スイッチ類やエアベント、オルガンストップ、ドアハンドルには、ブライトもしくはダークのクローム仕上げが選択できる。

トレッドプレートには『Handcrafted in Crewe, England』と刻印され、唯一無二のクラフツマンシップを物語っている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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