BYDの上級SUV『シーライオン7』発売 6/30までドラレコ・ETCがプレゼントのキャンペーンも

公開 : 2025.04.16 08:05

2022年より日本でEVを展開している中国のBYDの第4弾『シーライオン7』が発売となりました。すでに100台を超す事前予約を受注しているということです。

BYD第4弾は上級クロスオーバー

BYDオート・ジャパンは4月15日、『アット3』、『ドルフィン』、『シール』に続く、国内導入BEV第4弾となるDセグメントのクロスオーバーSUV『BYDシーライオン7』の販売を、全国のBYD正規ディーラーで開始した。

今回販売開始となる『シーライオン7』は、昨年6月に導入された『シール』をベースとしたアッパーミドルのSUV。後輪駆動の『シーライオン7』と4輪駆動の『シーライオン7 AWD』の2グレードで展開され、事前予約開始後約1ヵ月で、すでに100台を超える受注となっている。

BYDシーライオン7
BYDシーライオン7    BYDオート・ジャパン

『シーライオン7』は上質なインテリアに先進的なインフォテインメント・システムをはじめ、ワイドトレッドと4輪可変ダンパーによるスポーティな走行性能を実現している。

安全性においてもユーロNCAPで最高評価の5つ星を獲得、最新のADASに加え、ドライバーの疲労や居眠りを警告する『ドライバーモニタリングシステム』を標準装備とする。

さらに安全性と耐久性の高いリン酸鉄リチウムバッテリーを板状に成型した『ブレードバッテリー』を車体の構造物として組み込む『CTB(セル・トウ・ボディ)』技術により、高いボディ剛性と安全性を実現している。

メーカー小売希望価格は『シーライオン7』が495万円、『シーライオン7 AWD』が572万円となる。

また、2025年6月30日までの成約者には発売記念としてドライブレコーダーやETC車載器などの人気アイテムが無償でプレゼントされる。

日本の技術が生きるボディワーク

新型クロスオーバーSUV『BYDシーライオン7』のデザインは、アルファ・ロメオアウディランボルギーニなどでデザインの責任者を務め、2016年よりBYDのデザイン部門を統括するヴォルフガング・エッガー氏が手掛けたもの。

フロント部分には、一連のBYD車に共通する『海洋生物の自由さと美しさ』デザイン言語として取り入れた『オーシャン・エックス・フェイス』を採用、シャープなLEDヘッドライトが存在感をアピールする。

BYDシーライオン7
BYDシーライオン7    BYDオート・ジャパン

フロントから車体後部へと流れるダブル・ウエストラインは、空と海の境界を表現、格納式のドアハンドルとともに滑らかなボディのアウタースキンを一層引き立てている。

ルーフはリアに向けてなだらかに傾斜するクーペスタイルで、リアゲートはダックテール処理となっている。その結果、『シーライオン7』は背の高いSUVながらCd値0.28と優れた空気抵抗値を誇る。

リアエンドのシルエットはボディ側面のプレスラインから続くように貫通式のテールライトが配され、広大な海原の水平線を表現している。

これらの躍動感あるボディワークの実現には、BYDグループに加わって15周年を迎えるグループ企業『TATEBAYASHI MOULDING 株式会社』(群馬県館林市)の存在があり、日本トップクラスの金型技術を有する職人の匠の技が活かされている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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