ナノ・フローセル、クアンティーノを公開
公開 : 2015.03.03 22:21 更新 : 2017.06.01 02:10
ナノ・フローセルがジュネーブ・ショーで2台目となるコンセプトカー、クアンティーノを公開した。
この電気自動車メーカーによると、クアンティーノは同じくジュネーブ・デビューするクワントFの弟分になり、「大衆にアピールできる革新的な電気自動車」になるという。
2+2クーペのこのモデルは全長3.91m。液化イオンが2つの175ℓタンクに蓄えられ、片方が正電荷、もう片方が負電荷を帯びているクワントFという電気技術に由来するネーミングだという。
4つの25kWモーターを搭載する低電圧ドライブシステムにより、136bhpを発揮。最高速度は202km/hで、電気のみで998kmを走行可能だという。
チーフ・テクニカル・オフィサーのナンツィオ・ラ・ベッキアは、「ユニークなデザインのクアンティーのは、ただのコンセプト・モデルではない。今年のうちには現実的なモデルになる。」とコメントしている。