ルノー・クリオの強化版、220トロフィーが登場

公開 : 2015.03.03 22:08  更新 : 2017.06.01 02:11

より速く、パワフル、さらにハンドリングも進化したルノー・クリオに与えられた名前は220トロフィー。

トロフィーの名に恥じぬハードコア版は、今夏、英国のショールームに並べられる予定。現行モデルよりも£2,000(37万円)程度の価格アップとなる見込みだ。

1.6ℓターボ・エンジンはノーマル比+10%の220psを発揮。レブ・リミットも5600から6800rpmまで引き上げられた。

大きくなったターボチャージャーやエア・インテーク、エグゾースト・パイプも印象的であるが、きちんとユーロ6にも適合しているとのこと。

CO2排出量も6g/km減の138g/kmをマークした。トルクも8%アップし、4、5速時には26.5kg-mを発揮する。

改良はクリオ200が搭載していたデュアル・クラッチ・パドル・シフト式トランスミッションにまで及び、変速タイムは30%短縮。パドルの可動域もあえて小さくしている。

車高はフロントが20mm、リアが10mmダウン。スプリングやショック・アブソーバー、バンプ・ストッパーもパフォーマンス強化のために再設計済みだ。

ステアリングはよりクイックになり、タイヤもミシュラン製パイロット・スーパー・スポーツ(205/40 R18)に変わることによりルノーの極秘コースのタイムは1分40秒→1分37秒に短縮されたのだそう。

外観の変更はあくまで控えめ。エンブレムのわずかな変更や新デザインのダイアモンド・カット・アロイのみが220トロフィーであることを穏やかに示している。

▶ 2015 ジュネーブ・モーターショー

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