アウディ・プロローグ・アバント・コンセプトを発表
公開 : 2015.03.04 22:35 更新 : 2017.06.01 02:10
昨年のロサンゼルス・モーターショーでデビューした次世代のアウディA9のプレビューとも噂されたコンセプト・モデル、アウディ・プロローグのエステート・モデルであるプロローグ・アバントがジュネーブ・モーターショーでデビューした。
アウディ・プロローグとプロローグ・アバントは、アウディのアイデンティティとも言える六角形のシングル・フレーム・フロント・グリルに、大きなエア・インテーク、そしてLEDヘッドランプなどは共通。異なるのは、リア・ドアから後ろの部分だ。延長されたグリーン・ルームとルーフ、直立したピラー、マッシブなリア・ホイール・アーチなどがクーペとアバントの違い。また、そのテール部分は大きく傾斜している。
全長は5110mm、全幅が1970mm、そして全高が1400mmと、クーペよりも長く、広く、そして高い。ホイールベースは2990mmと同一で、ホイールは22インチ。これに285/35のロープロファイル・タイヤを履く。
ダッシュボードのタッチ・スクリーンは、将来的なアウディ各モデルに採用されるもののプレビューとされる。
エンジンは今年後半に登場が予定されている第2世代のQ7に搭載されるディーゼル・ハイブリッド。3.0ℓツインターボのディーゼルとモーターの合計パワーは455ps。駆動方式はAWDだ。シミュレーションによれば、0-100km/h加速が5.1秒、燃費は61.9km/ℓ、そしてCO2排出量は43g/kmだという。
なお、このプロローグには、ハイエンドのシャシー・テクノロジーが採用されており、アジャスタブル・ダンパーを備えたエア・サスペンションと、4輪ステアが採用されている。