アルピナ50周年記念モデルを発表
公開 : 2015.03.04 22:17 更新 : 2017.06.01 02:10
アルピナはその設立50周年を記念したB5ビターボおよびB6ビターボをジュネーブ・モーターショーで発表した。
“エディション50” とネーミングされたモデルは、608ps/6000rpm、81.6kg-m/3500rpmを発揮する4.4ℓのツインターボV8ユニットを搭載する。これはアルピナの歴史上、最も強力なエンジンとなる。
B5ビターボ・エディション50は、0-100km/h加速が4.2秒。トップスピードは、サルーン・ボディが327km/h、ツーリング・ボディが322km/hだ。一方、B6ビターボ・エディション50は、0-100km/h加速が4.2秒。トップ・スピードは、クーペ・ボディが330km/h、コンバーチブル・ボディが327km/hとアナウンスされている。
ギアボックスは、オートマティック、スポーツ、マニュアルの3つのドライビング・モードを持つZF製8速オートマティックが組み合わせられる。
燃費は、B5ビターボ・エディション50のサルーンが10.5km/ℓ、ツーリングが10.4km/ℓ、B6ビターボ・エディション50のクーペが10.6km/ℓ、コンバーチブルが10.4km/ℓだ。
エディション50にはリミテッド・スリップ・デフと、標準のステンレスよりも17kg軽いアクラボヴィック製のチタニウム・エグゾーストが装備される。また、ホイールも15.6kg程軽い専用の20インチが装着され、ブレーキはφ395の4ピストン・ブレンボに、高温耐性のパッドが奢られる。
インテリアはナッパ・レザーで、1982年に登場した伝説のモデル、アルピナB7Sターボに敬意を払ってイエローとブラックのステッチの入ったブラックおよびフォレスト・グリーンのカラーリングとなる。
また、アルピナの創設者であるブルカルト・ボーフェンジーペンのサインが入ったステンレス製のパネルがドアシルに付けられる。
標準装備としては、アイドリング・ストップ、ダイナミック・スタビリティ・コントロール、タイヤ・プレッシャー・モニタリング、ナビゲーション、パーク・ディスタンス・コントロールなど。
このエディション50は、その名前のとおりそれぞれ50台の限定生産で、価格はB5ビターボ・エディション50のサルーンが£83,862(1,540万円)、ツーリングが£86,286(1,580万円)、B6ビターボ・エディション50のクーペが£98,256(1,800万円)、コンバーチブルが£104,571(1,920万円)だ。