トヨタ・アベンシスがフェイスリフト

公開 : 2015.03.04 21:56  更新 : 2017.06.01 02:10

2015年モデルのトヨタ・アベンシスには、トヨタ史上最も広範囲にわたるフェイスリフトが施された。

フロント部分の変更については、トヨタの他のラインナップと同様の新型LEDヘッドライト、バンパー、ボンネットを、リアについては新設計のLEDライトとリデザインされたバンパーが与えられる。なお全長は40mm延長されている。

トヨタのスポークスマンによるとアベンシスはシャシーの変更も適用されるということだ。特にノイズや振動の抑制に力をいれているのだそう。

ディーゼル・ユニットもフェイスリフト版から充実し、1.6ℓのD-4Dや2.0ℓのD-4Dユニットが新たに追加された。

うち1.6ℓは先代の2.0ℓディーゼル・ユニットの後継にあたり、重量は20kg軽くなる。0-100km/hタイムは11.4秒、最高速度は180km/h、CO2排出量は108g/km、燃料消費率は24.4km/ℓと公表されている。

2.0ℓディーゼルの燃料消費率は22.2km/ℓ、CO2排出量は119g/kmとなる。

ガソリン・ユニットも同時に改良が加えられ、CO2排出量は8〜19g/kmの間に落ち着く見込みだ。

エントリー・モデルには、英国の場合、LEDデイライト、ブルートゥース/USB接続装置が標準。トップ・レンジのモデルにはレザー内装や衛星ナビゲーションが加えられる。LEDヘッドライトや電動フロント・シート、パノラミック・ガラス・ルーフはプレミアム・パックに用意される

価格詳細は後ほどの発表になるが、新エンジンとトリム・レベルの追加により先代よりもやや高価になることが予想され、£17,700(325万円)から£26,595(489万円)程度になりそうだ。

新型は南フランスに拠点を置くトヨタのデザイン・チームによってスタイリング設計が行われ、生産はダービー近郊のトヨタ英国バーナストン工場で実施される。

▶ 2015 ジュネーブ・モーターショー

おすすめ記事

 

人気記事