トヨタ・オーリスがフェイスリフト
公開 : 2015.03.04 21:41 更新 : 2021.01.28 17:39
前から見ると、新しいグリル、ヘッドライト、バンパー低部などの意匠が変わっていることがわかる。
また、横から見るとわずかに全長が長くなり、オーバーハングが大きくなっていることもわかる。
リアのバンパーも同様に、隆起が大きくなり、新しいLEDテール・ランプの装着位置も変更されている。また、クローム・パーツも効果的に配される。
キャビンを見わたせば、ダッシュボードのデザインが改められ、照明や使用材料も変更されていることがわかる。
なかでも目を引くのは4.2インチのタッチスクリーン。ハイブリッド・モデルと上級グレードに標準装備されるのだそうだ。
サスペンションやステアリングも、乗り心地とハンドリング向上のために改められる。ノイズの低減にも力を入れているのだそうだ。
スペックの詳細は明らかにされていないが、トヨタ・セーフティ・センス・パックの適合により、より快適で安全になる装置も追加されるとのこと。
衝突回避システムや、車線逸脱防止支援システム、自動ハイビーム・ライトやロード・サイン・インフォメーションなどがそれだ。
1.2ℓターボ・ガソリン・ユニットや1.6ℓディーゼルがラインナップに加わったのも新しいニュース。
1.2ℓユニットは116psを発揮することから、1.6ℓガソリン・ユニットと同等の立ち位置といえる。公表される0-100km/hタイムは10.1秒、最高速度は167km/hとなる。
燃料消費率は、MTの場合21.3km/ℓ、CO2排出量は109g/kmであり、オートマティック・マルチドライブSギアボックス搭載車ならば21.7km/ℓと106g/kmとなる。
ディーゼルに関しては2.0ℓユニットが1.6ℓ D-4Dユニットに置き換わる。最高出力は112ps、0-100km/hタイムは10.5秒、CO2排出量は104g/km、燃料消費率は24.4km/ℓとなる。保証期間も延長するのだそうだ。
1.4ℓのディーゼル・ユニットもユーロ6に合わせて改善され、CO2排出量は先代の99g/kmから89g/kmまで減らされている。
ハイブリッド・モデルは変更がなく、CO2排出量はラインナップのなかで最も少ない84g/kmとなる。
価格の詳細も明らかになっていないが、先代からの値上げ幅はあまり大きくないと予想され、£14,945(275万円)から£23,990(441万円)となる見込みだ。