キア・シードにGTラインが追加

公開 : 2015.03.04 21:14  更新 : 2021.03.05 21:37

ジュネーブ・モーターショーに際して、キアからはシードGTラインがデビューした。3気筒1.0ℓ T-GDIエンジンと7速デュアル・クラッチ・トランスミッションを搭載した初のモデルでもある。

2015年内にはデリバリーが開始する予定だ。

GTラインはシード/プロシード/シード・スポーツワゴンに適合される予定。’アイス・キューブ’ LEDデイライトや大型化されたバンパーが特徴だ。

リアLEDライト・ユニットた17インチ・アロイ・ホイールもGTラインの特徴。シード/プロシードに関してはバンパーがワイドになり、2本のエグゾーストやリア・ディフューザーもGTラインならではのものだ。

内装はピアノ・ブラックとレザーを組み合わせたステアリング、アルミニウム合金ペダルが奢られ、グレーやホワイト、ブラックのシートにはグレーのステッチが縫い込まれる。

エンジンの始動ボタンはアルミニウム製に変わり、エア・ベントや電動ウインドウ・スイッチはクローム地に変わっている。

1.0ℓ T-GDI 3気筒エンジンは120psと7.2kg-mを発揮。CO2排出量は1.6ℓ GDIエンジンよりも少なくなる見込みだ。

GTラインに組み合わされるディーゼル・ユニットも先代の128psから133psに増強され、最大トルクは29.0kg-mをマークした。CO2排出量も少なくなる見込みだ。

1.6ℓ CRDiディーゼルと新しい1.0ℓユニットには7速のデュアル・クラッチ・トランスミッションが組み合わされる予定。

このDCTならば最大トルクは30.6kg-mまで高まる。現在使われている6速ATよりも優れた数値である。

エンジンとDCTの設計と生産はスロヴァキアで行われる予定で、正式なCO2排出量と燃料消費率は今年の終盤に発表される見込みだ。

▶ 2015 ジュネーブ・モーターショー

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