ヒュンダイi30、フェイスリフト
公開 : 2015.03.04 21:11 更新 : 2021.03.05 21:39
ヒュンダイi30がモデルライフ半ばのリフレッシュを受け、ジュネーブ・モーターショーに展示された。その価格は、£15,195から£24,695(270万円から450万円)という設定で、4種類のグレードが設定されるようだ。
エントリーレベルのi30ハッチバックは£15,195から£23,595(270万円から425万円)、ステーション・ワゴンが£16,895から£24,695(300万円から450万円)、そのほか3ドアのi30ターボが£22,495(400万円)、5ドア仕様が£24,695(450万円)という価格になる。グレードはS、SE、SE Nav、プレミアムの4種類を設定する。
エントリー・レベルのSにはブルートゥース、USB、auxインプット、キーレス・エントリー、フロントの電動ウィンドウが備わる。
SEグレードは16インチ・アロイ・ホイール、クルーズ・コントロール、本革巻きステアリングおよびシフトノブ、リア・パーキング・センサーを備える。
トップ・レベルのプレミアムには17インチ・アロイ・ホイール、オートマチック・ライト、電子パーキングブレーキ、デュアル・ゾーン・エアコンなどを備える。
i30ターボはトップ・グレードにふさわしい186psを誇り、フォルクスワーゲン・ゴルフのライバルとなりえるモデル。開発を担当したのは韓国メーカーが昨年にニュルブルクリンクに設置したテスト施設だ。
エンジンは既存の1.6ℓ “ガンマ” GDIガソリン・エンジンを搭載。 ヒュンダイの話では、パワフルではあるがアグレッシブ過ぎないエンジンであり、ドライバーが走りを楽しめるものに仕上げたという。
組み合わされるトランスミッションは6速マニュアルで、5500rpmで最高出力186ps、1500-4500rpmで最大トルク20kg-mを発揮する。
ヒュンダイによると0-100km/h加速は8.0秒、最高速は219km/hということだ。また、i30には新たにデザインされたヘキサゴン・グリルが採用され、この意匠はほかのモデルにも採用されることになる。
また、ユーロ6対応のエンジンは改良を施され、1.6ℓのディーゼル・モデルの場合、110psと136psというふたつのモデルが用意される。
環境テクノロジーの面では、ストップ-スタート・システム、オルタネーター・マネジメント、ドラッグ・リダクション・アクティブ・エアフラップなどが装備されることになる。
リフレッシュされたi30は、ドイツにあるヒュンダイ・ヨーロピアン・テクニカルセンターで設計され、生産はチェコで行われる予定だ。