ix35の後継、ヒュンダイ・ツーソン

公開 : 2015.03.04 20:55  更新 : 2021.03.05 21:39

ヒュンダイはSUVモデル、ツーソンをフル・モデルチェンジし、ジュネーブ・モーターショーで公開した。

現行のix35に変わるモデルで、全長4475mm、全幅1645mm、全高1645mmで、ホイールベースは2670mmというサイズだ。これはix35よりも長く、広く、低いもの。

ヒュンダイはツーソンをグローバルなモデルとして販売することを既に決定している。そのスタイリングは、ix35に比べると、よりゴツゴツとしたもので、またヒュンダイのアイデンティティである突出したフロント・グリルが装備される。ひとつ上のモデルであるサンタフェとも共通したスタイリングだ。

プレス向けのプレビュー・イベントで、デザイン責任者、ピーター・シュライアーは、「より大胆で力強いデザインとした。これは、グローバルで成功するために必要なものだと考えたからだ。また、良い製品である必要も、すべての市場で成功する鍵となるだろう。」と語った。

日産キャシュカイのライバルとなるこのモデルは、2つのガソリン・エンジンと3つのディーゼル・エンジンが搭載される。そのすべてはユーロ6対応だ。

1.6ℓのガソリン・エンジンは、ノーマル・アスピレーションとターボの2本立て。NAは136ps、ターボは176psだ。イップ、ディーゼルは115psの1.7ℓと、136psと184psの2.0ℓが用意される。また、2.0ℓモデルには4WDがオプションとして用意される。

ハイブリッド・エンジンについては、将来的には用意されるだろうが、現時点ではツーソンには設定されていない。

トランスミッションは、6速マニュアル、6速オートマティック、7速デュアル・クラッチの3つが用意される。

このツーソンは、ヨーロッパ仕様はチェコの工場で生産され、その他の地域向けのモデルは韓国で生産が行なわれる予定。

ヒュンダイは、2001年にサンタフェを発売以来、ヨーロッパで100万台以上のSUVをセールスしたという。

価格はまだ発表されていないが、ix35よりも高くなりそうで、£17,000(312万円)からと予想される。

▶ 2015 ジュネーブ・モーターショー

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