アウディRS6、最終テスト
公開 : 2012.08.07 14:23 更新 : 2017.06.01 01:01
アウディはBMW M5と、間もなくフェイスリフトを受ける予定のメルセデス・ベンツE63 AMGのライバルとなるRS6を来年のジュネーブ・モーターショーでリリースする。
そのエンジンはS6、S7、S8に搭載される4.0リッターV8ツイン・ターボをパワー・アップしたものが搭載される予定で、現在ニュルブルクリンクでテストがされている。
RS6はサルーンとエステートの2つのボディが用意される。前述したようにエンジンは前作のノーマル・アスピレーションの5.0リッターV10から4.0リッターV8ツイン・ターボになる。ベントレーで開発されたエンジンは、S8では513bhpだが、ターボ・チャージャーのプレッシャーなどの改善によって59bhp多い572bhpとなる。トルクもS8の66.2kg-mを超える予定だ。アウディの関係者によれば71.3kg-mになるという。つまり、RS6のパワーは、現在のE63 AMGの549bhp、M5の552bhpを超えるものだ。
駆動方式はクアトロ・システムが採用されるが、8速オートマティックか7速デュアル・クラッチかは不明だ。
アルミとカーボンの使用率を上げたボディは、前モデルよりも100kg以上軽い。最高速度はリミッターで250km/hとなるが、0-100km/hは4.5秒。リミッターを解除すれば、その最高速度は318km/hになるという。