スコダの新型SUVをキャッチ
公開 : 2015.03.12 20:50 更新 : 2017.06.01 02:10
2016年に販売開始を予定しているスコダの大型SUVをキャッチした。
最新モデルはフォルクスワーゲン・グループが開発したMQBプラットフォームの中で最も大型のものを使用しており、今年にアメリカでローンチされる予定のフォルクスワーゲン・クロスブルーと共有する予定だ。
スパイ写真を見てみると、どうやらこちらは中国で販売が予定されているロング・ホイールベース版のようだ。
まだ名前が与えられていないこのモデルは、フォルクスワーゲン・ティグアンよりも上のグレードとなることが予想され、全長は4.6m程度になることが有力だ。
5シーターと7シーターの両方が用意され、駆動方式は2WDと4WDとなる予定。またディーゼル-電気・ハイブリッド技術も追加される見込みである。
4気筒エンジンは最新のスコダ・スパーブのものを流用することは、先日行われたジュネーブ・モーターショーで公開されたとおり。
1.6ℓターボ・ディーゼルが基準車用となり、ハイ・グレードのモデルは2.0ℓに拡大するとのことだ。
直接的なライバルにあたるのは、キア・ソレントとヒュンダイ・サンタフェ。
「スコダにとって有益なコンセプトであることは間違いなく、ブランド・バリューを確実に高めてくれるはずです」とテクニカル・チーフのフランク・ウェルシ氏は語った。
デザイン・スタジオでは既にフルサイズのモックが完成しており、ご覧の写真のように初期的なエンジニアリング調整が行われている最中のようだ。
デザイン・チーフのジョセフ・カバン氏いわく「大型のモデルには、現在の主流とはわずかに異なったデザインを施す方針です」とのこと。
また3種類目となる、小型SUVの計画も進行中のようで、MQBプラットフォームへの転換も検討している最中なのだそうだ。