アルファ・ロメオ、新しいジュリアを6月に発表
公開 : 2015.03.23 22:30 更新 : 2017.06.01 02:10
アルファ・ロメオは、そのブランドの再起をかけた渾身のニュー・モデル、ジュリアを6月に発表する計画だ。この新しいジュリアは、アルファ159の代わりとなるモデルで、いままで何度となくその発表が延期されていたモデルでもある。
プラットフォームにはマセラティ・ギブリのものが使用され、エンジンは4気筒または6気筒。そして駆動方式はFRおよび4WDとなる。
アルファ・ロメオのボス、ハラルド・ウェスターは、この3月に行われたジュネーブ・モーターショーで、その詳細を明らかにすることはなかった。しかし、成功するためにシャンクワークスのデザイナーとエンジニアがよく働いていると語っていた。
ウェスターは、ブレラ、159、スパイダーといったモデルは美しくはあったが、ブランドのDNAを正当に引き継いではいなかったともコメントしている。彼は、ブランドの本質は ”フェロモン” だという。アルファ・ロメオにはその “フェロモン” がなければならないと考えているようだ。また、そのフェロモンについて、”あなたの妻と同じように、誰もがそれを感じられるものではない” とも語っていた。
ライバルはレクサスとドイツ御三家であるとし、2018年までにアルファ・ロメオ全体で74,000台のセールスを記録するのが目標だという。
エンジンは、4気筒および8気筒のガソリン、ディーゼルが8つラインナップされることになりそうだ。
ウェスターはアルファ・ロメオに必要なものとして、革新的なエンジン、50:50の重量配分、ユニークなテクニカル・ソリューション、クラス・トップのパワー・ウエイト・レシオ、そしてイタリアン・デザインだと語っている。