BMWの小型FWD

公開 : 2012.01.20 17:09  更新 : 2017.06.01 00:54

これはBMWの新しいFWDハッチバックと、その姉妹車となる第三世代のミニだ。共に最後の12ヶ月間のテスト期間に入っており、両車は2012年末にはリリースされる予定である。

1シリーズのバッヂをつけることになるこのエントリーレベルのBMWには、全て新しいFWDプラットフォームが採用されている。これに1.5リッターのターボチャージド・ガソリン・エンジンがディーゼル・エンジンが組み合わせられることになる。また、4WDもオプションとして用意される。

BMWの開発責任者、クラウス・ドレガーによれば、N37シリーズと呼ばれる新しいエンジンは、ミニ・クーパーSにも使われる160bhpと、95g/kmのCo2排出量をマークするディーゼル・エンジンの2つが基本として用意される。また、180bhpを発揮するツインパワー・バージョンも採用されるという。これはミニJCWバージョンより強力な4気筒エンジンだ。

この新しいプラットフォームは3.8メートルの第三世代のミニから4.3メートルのニュー1シリーズまで使用できる。次期VWゴルフよりも若干小さいものの、室内に関してはほぼ同じサイズを得ることができる。

BMWは、今日の1シリーズに変わって、FWDのスモールカーを1シリーズにする予定だ。そして、RWDの1シリーズのクーペとカブリオを2シリーズに昇格させるつもりである。

年間30万台というミニの販売にプラスして、ミニより若干高価な価格設定の新しいエントリーレベルのBMWは30万台の市場を作り出すことができるだろう。

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