ランドローバーは、ニューヨーク・モーターショーで、レンジローバー・スポーツのパフォーマンス・ラインナップの中ではミドル・レンジとなるレンジローバー・スポーツHSTを発表するが、その写真とスペックが一足先に公開された。

このレンジローバー・スポーツHSTは、従来よりも40psアップの380psのパワー、トルクを持つ3.0ℓV6スーパーチャージャー・ユニットを搭載。独自のシャシー・セッティングや、エクステリア、インテリアが与えられたモデルだ。

レンジローバー・スポーツ担当ビークル・プログラム・ディレクターであるデイヴィッド・ミッチェルは「レンジローバー・スポーツ HSTの導入により、ラインアップが拡充され、お客様により多くの選択肢を提供することができるようになります。既存の3.0リッターV6スーパーチャージド・モデル（最高出力340PS）と、5.0リッターV8スーパーチャージド・モデル（最高出力550PS）の中間に位置し、強化されたV6エンジンがもたらすハイパフォーマンスは、高い評価を得ているレンジローバー・スポーツの快適性と洗練性とも調和します。」とコメントしている。

また、これと同時にレンジローバー・スポーツの2016年モデルも発表された。大きな改良点はSDV8ディーゼルにアイドリング・ストップが導入されたこと。SDV6ディーゼル・ハイブリッドはCO2排出量が169g/kmから164g/kmに低減されたことなどだ。

▶ 2015 ニューヨーク・モーターショー