新型ルノー・メガーヌはよりスポーティに
公開 : 2015.03.28 22:30 更新 : 2017.06.01 02:10
今年の9月に行われるフランクフルト・モーターショーでワールド・プレミアが行われ、来年には販売が予定されている新しいルノー・メガーヌのテスト風景をキャッチした。
フォード、ヴォグゾール、フォルクスワーゲン・グループのファミリー・ハッチバックをライバルとするメガーヌは、第3世代となる新しいモデルは、現行モデルよりもさらにスポーティなスタンスとなるようで、デザインについては、クリオ、キャプチャーなどで確立された新しい言語を使用すると思われる。
クリオやキャプチャーで見られたカーブしたドアのシェイプ、新しいコーポレート・フェース・デザイン、フルワイズの狭いグリル、暗い色のプラスティックの上に付けられるルノーのロゴなどといったキー・デザインが持ち込まれる。
イギリスのプロダクト・マネージャーであるヤン・ル・グラエは、「メガーヌIIのデザインに固執することはなく、ゴルフなどとは異なった低いルーフを持つ新しいデザインとなるだろう。それはよりスポーティなアピアランスを持つ。」とコメントしている。
メガーヌIIは、2003年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得するにとどまらず、リリース直後からベストセラーとなった成功作だ。
新しいメガーヌのインテリアは、多くの機能をもつタッチ・スクリーンを持ち、ハイクオリティなプラスティックを使用したシャープなデザインが使用される。とりわけ、ベーシック・モデルは7インチ、トップ・スペック・モデルは9インチというサイズのタッチ・スクリーンは、マイナーなスイッチをコクピットから減らすのにも役だし、そのためすっきりとしたインテリアを実現しているという。その動きはライバルのプジョーが推し進めているi-コクピットとも似ているが、ル・グラエによれば「プジョーほど過激なまでのスイッチを減らすことは考えていない」ということだ。