フィスカー・サンダーボルト、本家から訴えられる
公開 : 2015.03.28 22:10 更新 : 2017.06.01 02:10
フィスカーがアストン マーティンをベースとしたサンダーボルトを発表したことは、3月16日の海外ニュースでもお伝えしたが、アストン マーティンはこのフィスカー・サンダーボルトを無許可のコピーであるとして、フィスカーを訴えている。
アストン マーティンによれば、このモデルは “受け入れがたい” ものだといい、そのスタイリングやロゴを始めとする幾つかの要素について訴訟を起こしている。
ヘンリック・フィスカーは、ご存知のとおり、DB9やV8ヴァンテージをデザインした元アストン マーティンのデザイン責任者であり、アストン マーティンを離れた後に、ハイブリッド・モデルであるフィスカー・カルマを2011年の発表した。しかし、その新しい会社であるフィスカー・オートモティブは2013年に破産宣告を受けている。
フィスカーは、今年の3月にフロリダで行われたコンクール・デレガンスで、アストン マーティンの公式了承を得ずに、突如ヴァンキッシュをベースとしたサンダーボルトを発表した。そして、フィスカーはこのクルマの生産を受け付けるとコメントしたのだった。アストン マーティンの事前の許可もなく発表し、しかもオーダーを受注するということがアストン マーティンも怒りをかったようである。
フィスカーは現時点では、この問題についてコメントしていない。