レクサスRXをニューヨーク・モーターショーで公開
公開 : 2015.04.02 22:50 更新 : 2017.06.01 02:10
第4世代となるレクサスRXがニューヨーク・モーターショーで公開された。
現行のレクサス・ファミリーのデザイン・エレメントを採用したモデルで、第3世代のRXよりも長く、幅広く、背が高くなっている。デザイン的には同じみのスピンドル・グリルが装着され、フレアしたホイール・アーチと新しいフォグランプも特徴的だ。また、リアにはL字型のテールランプが採用され、威厳に満ちたリア・ビューを与えることとなっている。ホイールは20インチだ。
インテリアは、12.3インチのインフォテイメント・システムが採用されるとともに、ヘッドアップ・ディスプレイやパノラマ・サンルーフも装備される。
室内のスペースについては、50mmほど拡大されたホイールベースによって、現行モデルよりも広くなっている。
エンジンは、新しい8速オートマティックと組み合わせられる304psの3.5ℓV8ガソリンと、これも304psの合計パワーを持つ3.ℓV6ガソリン+モーターのハイブリッドの2つが用意される。共に、好燃費と低エミッションとが確保されているということだ
また、RXについては全てが4WDモデルとなる。
レクサスは新しいRXが、より強固なストラクチャーを持ち、高いスタビリティを確保しているという。そのため、大幅に改善されたハンドリング・レスポンスを得ることとなったとコメントしている。
専用のホイールと、フロント・グリル、フロント・バンパー、インストルメント・クラスターなどを持つF-スポーツ・バージョンも設定される。このF-スポーツにはパドル・シフトが装着されるほか、アクティブ・スタビライザー・システムと可変サスペンションが与えられる。また、ドライバーはスポーツS+というドライビング・モードを選ぶことも可能。
RXには、プリクラッシュ・ブレーキ、レーン・デパーチャー・ワーニング、オートマティック・ハイビームなどを含むレクサスのセーフティ・システム+が装備される。またオプションとして、アダプティック・ライト・システム、パノラミック・ビュー・カメラ、ブラインド・スポット・モニタリング・システムなども設定される。
RXのデザイナー、池田玄は、「エキサイティングで強いデザインを持ってRXをデザインした。より長いホイールベースと、大きなホイール・サイズは、スポーティでパワフルな表現となった。非常に豪華で広々としたキャビンと、ダイナミックなシルエットが融合されたモデルでもある。」と語った。
新しいRXは、ヨーロッパではレンジローバー・スポーツ、BMW X5、そしてメルセデス・ベンツGLEとライバル関係となる。