VWビートル、4種の新コンセプトがニューヨークで公開
公開 : 2015.04.02 22:10 更新 : 2017.06.01 02:10
ニューヨーク・モーターショーにて、フォルクスワーゲンはR-ラインを含む4つのビートル・コンセプトを公開した。
カブリオレはビートル・カブリオレ・デニム、ビートル・ウェーブ・コンバーチブル、クーペはビートル・ピンク・エディション、R-ライン・コンセプトとなる。
カブリオレ・デニムは、その名のとおり ’ストーンウォッシュド・ブルー’ のボディ色を纏い、1970年代から90年にかけて販売されたジーンズ・ビートルを元にして制作されている。
ソフト・トップは暗めのデニムらしい風合いとなり、ボディ・カラーはインテリアにも反映されている。シートもデニム地となっており、赤や白が差し色となっている。
フォルクスワーゲンいわく、これからのモデル展開にあわせて9パターンの新色が新たに加わるとのこと。
カブリオレ・ウェーブは明るい印象のハバネロ・オレンジのボディ・カラーとなる。ウェーブの名前は、アメリカのサーフィン・カルチャーからインスパイアされたもので、内装材には木を使用している。
2014年のデトロイト・モーターショーでデビューしたビートル・デューンを思い出したならば、かなりのビートル・フリークに違いない。ウェーブはデューンをベースに作られたモデルである。
ピンク・エディションは、内外装の大部分がピンクで統一されている。外装カラーはフクシン・メタリックで、ミラーやサイド・モールディングはダーク・アダマンティウムというカラー名を採用している。
こちらのモデルも外装カラーが内装にも反映されているが、シートは一部だけピンクになっている。
そして最後のコンセプトは、R-ライン。2.0ℓガソリン・ユニットは220psを発揮する。
外観上は、ベース車よりも14mmワイドになっている点と、専用バンパー、大型リア・スポイラー、20インチ・アロイ・ホイールが特徴。
内装はレザーとカーボン風素材を組み合わせたスポーツ・バケット・シートが目を引く。黄色のステッチや、専用ドア・パネル/ステアリングがR-ライン特有の逞しさを表現している。