アウディ・プロローグ・オールロード・コンセプトを上海で公開

公開 : 2015.04.17 22:50  更新 : 2017.06.01 02:10

アウディは、プロローグ・クーペ、プロローグ・アバントに次ぐ第3番目のプロローグ・コンセプトととしてプロローグ・オールロードを上海モーターショーで公開する予定だ。

アウディのデザイン責任者、マーク・リヒトによってデザインされたプロローグ・オールアバントは、2017年導入予定のアウディA6オールロードのヒントともなる重要なモデルである。

予想されるとおり、プロローグ・オールロードはプロローグ・アバントをベースにしている。この2台はベーシック・ボディとディテールを共有する。アバントをベースに、プロダクション・モデルのオールロード同様に、よりゴツゴツしたバンパーと、+77mmのグラウンド・クリアランス、アルミニウム製のルーフ・レール、ホイール・アーチなどが追加される。

オールロードの全長は5130mmで、現行のA6オールロードよりも185mmほど長い。これは第4世代のA6がより大きなサイズになることも示唆している。

インテリアはブルーとブラウンの本革で設えられ、アルミニウムとウッドのトリムで総力される。

エンジンはインゴルシュタット製のガソリン電気ハイブリッドが搭載される。このエンジンは、アウディとポルシェとの共同開発で進められているもので、同じグループ・カンパニーであるベントレーにも搭載されるかもしれないというものだ。ツインターボの4.0ℓV8ダイレクト・インジェクションで、モーターと合わあせたパワー、トルクは735ps、91.8kg-mとなる。これに8速のオートマティック・ギアボックスが組み合わせられる。バッテリーはトランクの下に納められた14.1kgのリチウム・イオン製となる。

パフォーマンスについては、0-100km/hが3.5秒とアナウンスされているほか、燃費は41.6km/ℓ、CO2排出量は56g/km。そしてモーターのみの航続距離は54kmと発表されている。


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