BMW X5のプラグイン・ガソリン電気ハイブリッドが上海で公開

公開 : 2015.04.20 22:20  更新 : 2017.06.01 02:10

BMW X5のプラグイン・ガソリン電気ハイブリッドであるxDrive 40eがオート上海にて登場した。

総合した最高出力は313ps、最大トルクは45.9kg-mをマーク。3.0ℓの6気筒ターボ・ディーゼルを搭載したX5 xDrive 30dと比べるとトルクは11.2kg-m劣るものの、最高出力は56psのアップである。

電気モーターは96個のセルで構成される9kWhリチウム・イオンバッテリーからエネルギーを引きだす。バッテリーの搭載により荷室は150ℓほど、ディーゼルやガソリンのモデルよりも小さくなっているのだそうだ。

ドライビング・モードは合わせて3つ。オートeDriveは電気モーターが内燃機関を加勢して最高出力をだすためのもの。マックスeDriveは電気パワーのみ、セーブ・バッテリーは、のちのバッテリー使用のために極力バッテリーを温存するモードだ。

0-100km/hタイムは6.8秒、最高速度は211km/h。X5 xDrive 30dと比べると最高速度こそ19km/h劣っているが、0-100km/hタイムはまったくの同値である。電気モーターのみの航続距離は30.6kmとなり、121km/hを超えると内燃機関が作動する。

8.5J×18インチの標準ホイールのタイヤ・プロファイルは255/55。車重は2230kg、燃料消費率は30.3km/ℓ、CO2排出量は77g/kmとなる。電費は100kmあたり15.3kWhの消費となる。

ハイブリッド・モデルのために、可変ダンパーやリアのセルフ・レベリング・エア・サスペンションを含むシャシー周辺は専用設計になっているとのこと。

シャシーは、コンフォート/スポーツ/エコ・プロの3つから、ドライビング・エクスペリエンス・コントロールを介して制御できる。

▶ オート上海 2015

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