次のメルセデス・べンツEクラスに自動運転技術を導入
公開 : 2015.04.24 22:40 更新 : 2017.12.14 12:31
メルセデス・ベンツの社長、ディーター・ツェッチェは、本当の意味での自動運転の技術を公開するところまで差し迫っているとコメントした。まず最初は、パーキングとハイウェイという2つのロケーションにおいて自動運転を行うという。また、田舎道のような予想しやすい環境でも、この技術は応用可能だという。
この自動運転技術は今年9月のフランクフルト・モーターショーで公開される新しいEクラスにまず採用されることになる。ハイウェイでの自動運転は、2012年に最初に公開したハイウェイ・パイロット・テクノロジーがベースだ。ディストロニック・プラス・クルーズ・コントロールが、速度を調整するだけでなく、左右のレーンを認識して追い越しを行い、それが終わるとまた走行車線にっ戻るといった芸当も可能にしている。
またパーキング・テクノロジーは、誰もクルマにいなくても駐車することが可能だ。これは、駐車スペースは確保されていても、クルマに乗り込むスペースがない場合は、クルマが駐車していた場所から少しだけ動いてドアを開けることが可能なところに移動するということも可能とするのだという。