ランボルギーニ・ウラカン・スーパーレジェッラを初キャッチ
公開 : 2015.05.09 22:45 更新 : 2017.06.01 02:10
来年の早い時期にリリースされると思われるランボルギーニ・ウラカン・スーパーレジェッラがテストを行っている風景を初めて捉えることに成功した。
このウラカン・スーパーレジェッラの最も特徴的なのはリアのシングル・エグゾーストだ。ワイアー・メッシュのカバーがされたエグゾーストはウラカンGT3と全く同じ位置にある。しかし、ダミーのエグゾーストを、標準的なプロダクション・モデルと同様に見えるようにしてカモフラージュしている。
また、このプロトタイプに貼られたステッカーからは、カーボンファイバーのスペシャリスト、ベッカー・カーボンの文字が見て取れる。これは、ウラカン・スーパーレジェッラが、さらなるカーボンファイバーを採用して軽量化が図られるだろうことを意味する。ちなみに、現行のウラカンは1422kgという乾燥重量だ。
スタンダードなウラカンは、5.2ℓのV10ユニットを搭載し、パワーは610ps、トルクは57.1kg-mだ。そして、0-100km/h加速が3.2秒、トップスピードが325km/hというスペックを持つ。しかし、兄弟モデルであるアウディR8V10プラスは、同じエンジンを搭載しならがも330km/hという最高速をもつ。また、マクラーレンの675LTは3.8ℓツインターボV8を搭載して675ps、フェラーリの488GTBは3.9ℓツインターボV8を搭載して570psという最高出力を持つ。これに対抗できるパワー・ユニットが与えられるだろうことは容易に想像がつく。
ランボルギーニは昨年の暮れに、ウラカンのバリエーション・モデルを製作中であることを認めている。その中には今年後半の登場が予定されているスパイダー・モデルと、RWDモデルも含まれる。