アウディQ3、RS Q3、フェイスリスト
2015.05.12
アウディ ジャパンは、プレミアム・コンパクトSUVであるQ3およびRS Q3にフェイスリストを施し、5月21日より発売を開始する。
今回のフェイスリフトは、内外観のリフレッシュに加え、エンジンの改良、グレードの新設などが行われている。
エンジンは、Q3に3種類、RS Q3に1種類が用意されるが、このうち1.4TFSIに搭載される1.4ℓ4気筒インタークーラー付ターボチャージャー・ユニットは、150ps、25.5kg-mのパワー、トルクを持ち、燃費は17.4km/ℓと変更はない。Q3の2.0TFSIに搭載される2.0ℓ4気筒インタークーラー付ターボチャージャー・ユニットは従来、170spと211psという2本立てだったが、今回のフェイスリフトで共にパワーアップされ、180ps、220psとなった。また、燃費も従来のエンジンよりも18%ほど向上した15.0km/ℓ、14.9km/ℓになっている。さらに、トップ・モデルに搭載される2.5ℓ5気筒インタークーラー付ターボチャージャー・ユニットは、30psアップの340psにまでパワー・アップされ、トルクも42.8kg-mから45.8kg-m向上すると共に、燃費は13%ほどアップした13.0km/ℓとなった。なお、このパワーアップによりRS Q3の0-100km/hは、従来モデルよりも0.7秒短縮された4.8秒にまで向上している。
駆動方式は、1.4TFSIのみがFWD、2.0TFSIおよびRS Q3がクワトロ・システムが採用されているのは従来どおり。シャシーも快適性を重視したトータル・ファイン・チューニングが行われると共に、オプションでアウディ・ドライブ・セレクトが良いされる。また、2.0TFSIにはヒル・ディセント・アシストが標準装備される。
エクステアでは、ヘッドランプまわり、リアLEDコンビネーション・ランプ、シングル・フレーム・グリル、フロントおよびリア・バンパーがリフレッシュされ、 RS Q3には標準で、その他のモデルにはオプションでフルLEDヘッドランプが装着可能となった。また、アルミ・ホイールやボディ・カラーも変更されている。
今回のフェイスリフトに合わせて、新たにスポーツというグレードも追加された。このスポーツには、スポーツ・シートやアウディ・ドライブ・セレクトが標準となる。また、さらにスポーティなSライン・パッケージが用意されるのは従来どおりだ。
価格は、1.4TFSIの3,790,000円から、RS Q3の7,710,000円まで。