ミニ・ジョン・クーパー・ワークス
公開 : 2015.05.12 23:40 更新 : 2017.05.29 19:14
昔の ’ワークス’ ミニほど過激ではないが、その分だけ付き合いやすく、楽しくもある。
■どんなクルマ?
231psを発揮する新しいミニ・ジョン・クーパー・ワークス(以下、JCW)は、パワーも加速力も過去最高レベルにあるという。
そんなホットなこのクルマは、BMW製エンジンを1.6ℓから2.0ℓへと変更することにより、最高出力は10%、最大トルクは23%強化されるに至った。
ピストン、ターボ、インダクション/エグゾースト・システムもJCW専用となり、クーパーSの出力をも軽く超えている。
シャシーやドライブラインにも徹底的に手を加えられているが、ミニGPと同様、機械式のLSDは敢えて採用しず、ブレーキによるトルク・ベクトリングを選んだ。
フロントのスプリングとダンパーは基準車よりも締めあげられ、サポートとウィッシュボーンは強化/軽量化されている。
また、中空のアンチ・ロール・バーや軽量サポート・ベアリング、トリプル-パス・ストラット・マウントまでも適正化が図られた。