スズキの新しいBセグメントはブースタージェット・エンジンを搭載
公開 : 2015.05.13 22:10 更新 : 2017.06.01 02:09
今年の終わりにリリースが予定されているスズキの新しいBセグメント・ハッチバックは、1.0ℓターボのブーストジェット・エンジンを搭載することになる。また、マイルドなハイブリッド・バージョンも予定されている。
このBセグメント・ハッチバックは、2015年のジュネーブ・モーターショーで発表されたiK-2コンセプトをベースとするもので、フォード・フィエスタ、フォルクスワーゲン・ポロ、そしてキア・リオをライバルとするモデルとなる。そのハッチバック・ボディは、現行のスイフトよりも大きなトランク容量を持つ。また、スズキも、次世代のスウィフトにブーストジェット・エンジンが搭載されることを認めている。
Aセグメントのモデルとしては、iM-4コンセプトのプロダクション・モデルが2016年以降に生産になる。
更に、セレリオよりも僅かに大きなクロスオーバー・モデルが、4WDのフィアット・パンダのライバルとして登場する計画だ。
スズキは、ヴィターラをリリースし、SX-4 S-クロスをアップデートした後は、暫くSUVモデルの発表はないとしている。しかし、これらSUVとは別に新世代のジムニーの計画は進行中だ。この新しいジムニーは2018年以前に発表されることはないというが、オフロード・モデルとしてのルーツとも言えるジムニーは、継続して開発が行なわれる。
一方、2012年のジュネーブ・モーターショーで登場したG70コンセプトは、最終的にプロダクション・モデルに移行することはなくなったようだ。但し、その低公害技術は、その他のモデルに引き継がれるという。しかし、G70自体がヨーロッパ用のモデルとして生産されることはないと決定したようだ。
ちなみに、英国はスズキにとってヨーロッパでも最大のマーケットであり、その総販売台数は1年で280,000台に登っている。