第6世代シボレー・カマロのイメージを一部公開
公開 : 2015.05.14 22:20 更新 : 2017.06.01 02:09
今月後半、デトロイトで公開される予定の2016年モデルの第6世代のシボレー・カマロのイメージが一部公開された。フォード・マスタングのライバルとなるモデルで、シボレーはそのエアロダイナミクスと6.2ℓV8ユニットの冷却のために350時間の風洞実験が繰り返された。
この新型はGMの新しいアルファ・アーキテクチャーがベースで、第5世代のカマロの1687kgよりも90kgほど軽量化がされている。それでいて剛性は28%も向上している。
この新しいカマロは、スモール・ブロックのV8と、V6ユニットが廃止され、6.2ℓV8ユニットと270ps、40.8kg-mの2.0ℓ4気筒ターボが搭載される。この2.0ℓユニットは、フォードの2.3ℓエコブーストに対抗するユニットだ。
サスペンションは、ツアー、スポーツ、トラック、スノー/アイスという4つのモードが選択可能で、このうちトラック・モードはSS専用のものとなる。
カマロのチーフ・エンジニア、アル・オッペンはイザーは、新しいカマロのハンドリングについて称賛している。「新しいカマロは、よりブレーキはハードで、コーナーではよりクイックで、コーナーを素早く抜けることができる。多くのスポーツカーにチャレンジできるパフォーマンスを持つ。」とコメントしている。
製造はミシガンにあるランシング・グランド・リバー工場で製造される。また、カマロはヨーロッパ市場にも、英国市場でも販売の計画はない。望みは並行輸入だ。