ボルボS60 IIHSの新たなオフセット衝突テストで最高評価を獲得

2012.08.21

ボルボ・カー・コーポレーションの安全性における取り組みが、IIHS(米国高速道路安全保険協会)により再び評価された。最新の報告書では、IIHSの新たなスモール・オフセット前面衝突テストで最高位を記録した2車種のうちのひとつがボルボS60だったという。

この新たなテストは「ハイブリッドⅢ」と呼ばれる男性の大人を想定したダミーを運転席に座らせてシートベルトを装着させ、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて、頑丈な固定バリアに時速40マイル(時速64キロ)で衝突させるというもの。これは車両の前面が他の車両や立木、電柱といった障害物と衝突した時の状況を再現するべく設計されたものだ。
「フロントのほんの一部分が衝突した場合でも深刻な衝突事故となることがありますので、テスト結果にはとても満足しています。我々の目的は日常の道路で起こるほぼ全ての衝突事故において、乗員全てを守るを作ることです。このテストでフロントの一部分のみが衝突に巻き込まれたときでも、設計通りに安全システムが機能することが実証されました」とボルボ社のシニア・セーフティー・アドバイザーであるトーマス・ブロバーグはコメントしている。

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