アウディQ7 3.0TDI 218 SE
公開 : 2015.05.15 23:50 更新 : 2017.05.29 18:14
新たな意匠を纏ったアウディQ7。気になるのは、引きつづき ‘美しき巨体’ であるかどうかだ。
■どんなクルマ?
アウディQ7は、アウディ史上初のSUVであり、今に至るまで、誰もが認めるサクセス・ストーリーを築き上げてきた。
しかし、2006年のデビュー以来、子どもたちの送り迎え用 ‘戦車’ として活躍してきたQ7は、今では(少なくとも半世代ほど)時代遅れなデザインになってしまったことは否めない。
あるいはこれこそが、アウディがQ7のフェイスリフトを決断した理由なのかもしれない。
このフェイスリフトによりディメンションは各所ともに先代より縮小しているが、全体的なイメージはこれまでの形を大いに引き継いでいる。
ちなみにアウディが声高に主張している325kgの軽量化は、5座のガソリン・エンジンのモデルのことであり、こちらは英国では購入できない。
しかしどちらにしても、2世代目のMLBプラットフォームを採用したことにより、明確な軽量化を達成したことは疑いようのない事実であり、エンジニアいわくマルチ・リンク・サスだけでも67kgものダイエットに成功しているのだそうだ。